「技術のバトン」
20数年間、仕事を依頼していた協力工場が廃業することになった・・・
当社の仕事の中でも、重要な工程の1つに位置付けされる加工屋さん。
以前から高齢ということもあり、新たな加工先を模索してきたが、
そう簡単に、替わる加工先を東大阪、いや大阪中探しても替わりを見つけることは
困難でした
そんな状況下で、今廃業されると当社はもちろん既存取引先様もとても困る
どうすべきか!? 答えは簡単!
彼らを迎え入れて、その技術を当社のスタッフに継承すれば良いのだ!
そのことを伝えると、彼らは喜んで快諾してくれた!
確かに、この仕事は単調でつまらないこともあれば、
時には納期で追い回され、休憩時間なく働かなければならないこともある。
しんどいと泣き言を言いたい時がたくさんあります。
しかし、腕と経験と勘があればご飯を食べるに困らない技術を持っているのだ!
仕事をできる喜びと有難さを、当社のスタッフにも実際に一緒に働きながら、
感じ、気づいて欲しい。
この仕事を数年働いたからといって、しんどいとか、大変だからと
辞めていくことがどれだけもったいないことをしているのかを!
(当社のスタッフが辞めたいと言っているのではなく、世間の声として)
自分達は知らず知らずのうちに、技術とモノづくり魂を身に着けているのだ!
40数年間、毎日同じ仕事をしてきた彼らには頭が下がる。
職人気質が強い者ならば、そう簡単に伝承させて頂けない技術を
彼らは、惜しげもなく全て伝承してくれるのだ!
40数年間、腕と経験だけで積み上げてきた技術を、今ここで終わらせていけない
必ずこの技術のバトンを当社のスタッフには受け取って欲しいと願っています!