茶色さん。
長男が3歳、次男が1歳の頃に我が家にやってきた始まりの子。茶色さんも1歳。
次男と同じ年齢でした。
黒さん。
ママの中で特に思い入れのある子。
あんなに小さな身体の子のお世話を一から経験させてくれて、茶色さんに元気を取り戻してくれた子。
常に茶色さんかママのそばでゴロゴロしていた子。
いつも一緒に寄り添っていた2人。
黒さんが我が家にやってきたきっかけ。
茶色さんの体調が優れず、心臓にも雑音が少し出てきたり、しまいには血栓が詰まって倒れたりと色んな症状が出てきて、ママがペットロスにならないようにとパパが連れて帰ってきた子。
我が家の子供達は6月生まれだったので、ちょうど年の差が11歳でした。
生後50日、500グラムのとても小さな身体でやってきた黒さん。
ある日、昼にパパが仕事帰りに箱を持って帰て来て、2階に置きに行きました。
1階ではママの妹がワンを連れて遊びに来ていたので、子供達含めワイワイ喋ってました。
パパも1階に降りて来て一緒に喋っていたのですが、ちょっと2階に行って!と言い出しました。
2階暑いから嫌やって無視していたら、早よ2階行けって‼︎と慌てだしたので、何やねん?と思い2階に上がると、寝室でカサカサ音が聞こえてきました。
箱の中を見ると、手のひらサイズのミニピンの赤ちゃん。
ママの第一声。は?
夏だったので慌てて一階に連れて行き、何でこんな小さい子箱の中に入れて2階に放置してん?
パパはだから早よ2階行けってゆーてたんやん。
何かそういうやりとりやったような。
サプライズと言わんばかりに、何も言わずに連れて帰ってきたものなので…。ママも目がテン状態でした。
ワンちゃんをとりあえず隔離するために、物置から
昔茶色さん達が使っていたケージを引っ張り出し、トイレや餌入れを買いに行き…とバタバタしたのを覚えてます。
と同時に、体調がよろしくない茶色さんや反抗期が始まった長男をはじめ、まだまだ手のかかる人間3兄妹がおるのに!正気か、この親父は。と思いました。
でも抱っこしてしまったら、もう…うちの子。
こんな小さいのに頑張ってクンクンしてくれんの?
正式にうちの子になった瞬間でした。
茶色さんがうちに来た時にはすでに一歳すぎ。
茶色さんの相方くんもうちに来た時には年齢不明。病院の先生いわく、推定2〜3歳。
子供の頃に実家で飼ってたコも確か生後3ヶ月だったような?
ここまで小さな子を育てた事はなかったので正直戸惑いました。
しかし、戸惑いはあっという間になくなりました。
食欲旺盛。
確か1日に4回に分けてご飯をあげてたかな?
好奇心旺盛すぎて、コードを噛みちぎったり、ソファを掘り掘りされてボロボロになったり、大変な事も多々ありましたが…笑
黒さんの散歩デビューが始まった頃には、不思議な事に茶色さんの体調も安定してきて、健診でも引っ掛からなくなり、若返ってきました。
茶色さんもお散歩に行こ〜っと飛びついてくるぐらい元気を取り戻しました。
何をするにも常に一緒にいる2人。
あ〜…懐かしい♡
黒さんは、特にトイレの躾等しなくても良いくらいラクな子でした。
茶色さんについて行き、真似事をして成長してきました。マーキング女王でした。
茶色さんが色々教えてくれました。
生後7ヶ月の頃。
この時も今回みたいに急に右後ろ脚に力が入らなくなったんです。
レッグペルテスで初めての入院からの手術。
退院後もずっと茶色さんと一緒にいました。
茶色さんも歳だったので、体力温存時間が増えても常に一緒に寄り添ってくれていました。
黒さんは、毎日のリハビリの甲斐もあり、走り回れるくらい元気になりました。
2人でマッサージチェアにて。
2人ともこの場所が大好きでした。
2人で日向ぼっこ。
暖かい日は、よく2人でこの定位置でまったりしていました。
この頃は確か2歳と13歳かな?
だんだん茶色さんの目が見えにくくなってきた頃。
この時も黒さんは常に寄り添ってくれていました。
続く。