今日ご紹介するのはこのおっさん。




$ごんすけの永田町観察日記





自民党衆院議員・塩崎恭久氏である。





あまり有名は人ではないので、「へ?誰それ?」と思う方も多いだろう。





安倍政権の時の官房長官だった人!といえば分かるかもしれない。





その塩崎氏は現在、政治改革実行本部の自民党改革委員会の委員長をしている。





何やら長ったらしい名称だが、ようは自民党を変えて政治を変えようという集まりである。





そこの委員長である塩崎氏が、昨日こんなことを言い出した。





「首相経験者を次期衆院選で公認しないようにしよう」と言いだした。





つまり首相経験者は無所属で選挙を戦ってもらい、落ちたら引退してもらう。





これにより、長老が支配しているという、従来の自民党のイメージを払拭しようというのが狙い。






これに対し長老勢は反発。





「パフォーマンスでは菅首相と同じ」





「首相経験者は選挙が強い、そういう人が外にいると困る」といった意見。





この塩崎氏の提言を当てはめると、ざっと思いつくだけでも該当者は4人。





森・安倍・福田・麻生。





森と福田はもういいだろう。引退してよし!おつかれ!





麻生はまだ頑張ってほしいけど、元々選挙弱いから公認無ければ落ちるかも。





安倍はまだ若いし選挙強いから、公認無くてもイケるかも。





まあ塩崎氏のこの提言





僕としてはおおむね賛成なのだが、多分実現すること無く終わるだろう。





それにしてもこの塩崎氏、非常に有能なのだが人望がない。





「俺が俺が!」のナルシストタイプなので、地味は汗仕事をしようとしない。





安倍内閣の官房長官時代もそうだった。





本来なら首相を裏で支え、黒子に徹するべきだったが首相よりも目立とうとしていた。





そんな塩崎氏、僕の目には戦国武将・石田三成とかぶってみえる。





石田三成は秀吉の側近として辣腕をふるった。超有能だった。





しかしやはり人望が無く、福島・加藤などの同僚から毛嫌いされ





それが関ヶ原の戦いの遠因となり破滅した。





塩崎氏は石田三成を反面教師として、そうならないように注意すべきだろう。





今後の彼に期待したい。






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