ああ、更新を大分とサボっている。。いつも言い訳にしていることなんですが、いろいろと忙しいのよ…余計なことばかり考えたりして全然書く気にならない。ほとんどは怠惰が原因なんですが、なーんか今はそんな気分ではないのです。
しかし、友人からの知らせを聞いたりすると、頑張っているんだなぁ、どうしているんだろうなぁといろんな意味で励まされます。旅で出会った人々、こちらでの友人、みんな同じく今日の日を生きているんだろうな……さぁ、少しは冒頭の前フリも稼げたし、そろそろ本題に入りませう。
前回から、馬鹿の一つ覚えのようにお腹が痛いお腹が痛いと言い続けてきたのですが、病院で薬をもらうとすっかりよくなり、やっとこさイスタンライフを満喫できることになりました(やったね!)。今回もまた食べ物ネタです。
今まで食べるとお腹が痛くなるという症状で、満足に食べることが出来なかったツリーのシェア飯が美味いの美味いの。イスラム圏で豚肉が食べられないこともそうなんですが、これまでずっと同じような物ばかり食べてきた私にとって、ここのシェア飯(ほぼ日本食)は本当に癒されました。何しろ寿司(ありえないでしょ)、カツオのたたき(手作りすんの)、ギョーザ(皮から手作り)、チキンカツ丼&豚汁風みそ汁定食(スーパー美味しい。Yさんありがとう!)、ちらし寿司(可愛いらしいな)、うどん(スパゲッティで代用です)などなど、こんなにはっきりと覚えているほど衝撃的な献立で、しかも美味いの。安いの。早くはないんだけどね。
そんな天国のようなツリー生活もやっぱり寒さ(考えてみりゃ北海道と同じくらいの緯度)と生活の単調さから、だんだんと何かしなくてはな…と思い始めてきました。と同時に、今月末(1月末)に会う約束をした人がおり、その人と会うため、また移動しなくてはならない期日も迫っていました。腹痛も治ったし、チケットゲットとイスタンでやり残したをしようとダラダラ生活からの脱却を図ることにしました。
そんなことを思っている中で、これまたものすごい異彩を放つ、○ンラディンことNさんのお誕生日がやってきました。無銭旅行のKさんらの計らいでビン○ディン、もといNさんに「お誕生日おめでとうムービー」を作ろうという話が持ち上がりました。そして端を発すると即実行の人々はデジカメ&PCを用いて一人ひとり、Nさんにメッセージを送ることに。もちろんNさんには内緒で作っているんですが、薄々は感ずいていたんではないかとも思うんだけども…やっぱり内緒なのです。でもやっぱり分からなかったろうな…
その日の夕飯にはカツオのたたきとバースデーケーキ&みたらし団子でNさんの38歳の誕生日をお祝いすることになりました。ケーキを食べながらおめでとうムービーを皆で見て、Nさんは今まで一番楽しい、嬉しい誕生日だと言っていました。私なんて特に何もしていなかったんですが、Nさんが本当に嬉しそうで、本当に良かったなと思いました。たまたま時期が重なり、いろんな人に出会い、こういうことに遭遇するというのがやっぱり良いです。そんなことを思いながら、Nさんの誕生日会も終わり、寝るまでの間は皆はまたマンガを読んだり、話をしたり、私もタッチを読破しようとまた頑張るのでした。
本当に嬉しそうなNさん
翌日はチケットを買いに代理店を物色しました。どこも高ーなと思いながらも、仕方がないので買ってしまうことにしました。始めないと終わらないのですよ、こういうのは。これでイスタンを出る日は決まってしまったな…そういえば、結構長居しているんだよな…中には年末から一月近く居る人もいるようですが(N教授)、私もだんだんと長居組になってきているような…まぁ、まだ一週間ちょいなので、まだまだ甘ちゃんですがね。
それに長居組の皆さんもそろそろ動き出そうかというところ。日本人特有の年明けのお祝い&ダラダラムードもそろそろ終わりというところでしょうか?少し宿の空気が動いている感がありました。
この日はT/Cを現金化してチケットを買い、残りはイスタンライフを楽しもうとグランバザールやその周辺の鯖サンド、ムール貝や小鰯のフライで一杯やっつけたり、いつもとは反対方向に行ってみたりと一人でブラブラと町を歩きました。たまに一人になってみるとまたそれはそれで良い。でもやっぱり人と一緒にいるときも一人では味わえない楽しみがある。一人になりたかったり、一緒にいたかったり、わがままな性格だ…寂しがりの嬉しがりほど手に負えないのは分かってはいるんだけどもね…
そしてさらに翌日、いつも暇だ暇だとボヤいていたのですが、昨日の夜にYくんと約束していた「イスタン乗り物ツアー」を催行しました。参加者2名(私とYくん)で一日仕事のこのツアー(勝手にツアーと言っているだけ)。実はイスタンは魅力的な乗り物がたくさんあるじゃないかとの話になって、じゃあ乗りまくってみようぜということで、やっちゃいました。○るぶトルコなどベタに読んで情報収集する念の入りよう…女子か?…食べたいものや行きたい所とかチェックを入れていざ出発です。
アクビルというトルコ版icocaやsuicaのような、まぁデポジット制のアレですよ…なんていうんだろ?便利な切符のようなやつを買って、まずはボスボラス海峡に架かるガラタ橋を歩いて渡り(トラムに乗れ)、世界一短い距離を走る地下鉄テュネルに乗りました。テュネルは最初の加速はすごいものがありましたが(でもまぁ、大したこたない)、最高速度まで一気に上がるとそこからは30秒ほどで終着駅(一区間しかない)に着きました。そもそもこのテュネルが出来た理由は新市街の中心地までは坂がキツイからとのこと。その坂をテュネルで一気に丘の上まで上ってしまって、出口からはすぐにレトロな路面電車(トラム)の駅に。
レトロなトラムを待っている間、近くの楽器店を物色したり、お土産を見たりと…。トラムに乗って新市街の真ん中をゆっくりと行きます。大通りの両端にはいろんなお店が軒を連ね、若者の町ですね。終着駅の何とか広場に着いてから、次の乗り物に乗り換えます。
次の乗り物のバスに乗り換えて、目指すはオルタキョイ。○るぶによれば、’オルタキョイはトルコの原宿’らしい…まぁ、若者の町ということですかね…とにかくバス停でオルタキョイ行きのバスを捕まえなくてはなりません。おじさんにあのバスだと教わり、二人してバスに乗り込み、渋滞に捕まりながらも一時間弱くらいでオルタキョイに着きました。本屋に入って寄り道したり、間違った道を教えられて高速道に出たりしながらも、無事オルタキョイに着きました。
のびーるトルコアイスのドンドルマを食べながら、ウィークエンドマーケットをぶらぶら。○るぶを見て食べたいと思っていたホクホクじゃがいもの上に色々と具をトッピング夕したクンピールを食べて、色々と物色して周り、夕方近くになって、いろんな写真を撮ろうと少し別行動して写真を撮りまくりました。しかし、ここはカップル率が高いですな…さすがはトルコの原宿…あっちこっちで見かけます。ボスボラス海峡にかかる橋に明かりが点り、デートスポットにぴったりの町ですね。あー羨ましい…
夕暮れの中のカップル in オルタキョイ
そんなオルタキョイを歩いていると後ろ足の片方が無い犬を見つけました。そして、その犬に挨拶してみると、「うぅ~」と唸って、全力でこちらにダッシュしてきました!すごい剣幕で怒っているので、こちらも逃げるじゃないですか…怖かった。犬に追いかけられるのも久しぶりだ。そういえば、前も追いかけられたことがあったっけ…と、小さな事件もありました。
それからYくんと合流して、お土産を買い、そろそろ晩御飯だし帰ろうかと(子供か?)、オルタキョイを後にしました。少し歩いて今度は船に乗って帰路へ。2回ほど乗り換えてガラタ橋のほとりのカドキョイに着きました。
「あぁ、帰ってきたね~」と遠出から帰ってくるとやっぱり見慣れた風景に安心してしまいます。そして乗り物ツアーは締めもやはり乗り物でということで、トラム(レトロではない)でツリー(宿)の近くまで乗って帰ることに。結局、この乗り物ツアーでは全部で5つの乗り物に乗ることになりました。久しぶりの遠出で、見慣れた風景から抜け出してみるのもいいものです。
そしてさらに翌日は乗り物ツアーズのYくんはボスボラス海峡クルーズに出かけ、私も行きたかったのですが、ビザ取りのために断念。朝から新市街に行って、鬼のように迷いまくって閉館時間ギリギリでゲットしました。別にビザを取る必要はないのですが、宿の管理人Hさんいわく、空港で追い返されることもあるかもよとのことで、ビビリでヘタレな私はチケット代を無駄にするわけにはイカンと、一応はビザを取ることにしたのでした。雑居ビルの3階か4階にあり、そりゃ迷うわ。他の国の領事館は大きくて国旗も立ってるから分かるんだけど、地味すぎるわ。別に知らない国でもないのに…探しまくって汗かいたわ。
と、まぁ用事を済ませて、久しぶりの一人の時間。久しぶりでもないか…新市街をウロウロしたり、海を眺めたり、お昼ごはんもトルコっぽいもので美味しかったし、イスタンライフは本当に楽しいものです。あの町怪しい雰囲気が何だかいいんですよね。
Yくんに遅れること一日、私もボスボラス海峡クルーズ船に乗ってみることにしました。船着場のカドキョイからクルーズ船が出ており、2時間くらい船に揺られて黒海の沿岸まで行きます。ちょうど天気が良くて、気持ちの良い風が吹いて、沿岸の街並みもきれいでクルーズは最高でした。2時間ほどで黒海沿岸の小さな町のようなところに降ろされて、帰りの船はまた3時間後に来るらしく、それまでの間はこの小さな町で過ごすことに。
船着場にはたくさんのシーフードレストランがあり、お値段もそこそこで、まぁ、昼飯時だし…こういうことか…と思いながらも、物色。まだ時間もたっぷりとあるし、先に山の麓の城壁を見に行くことにしました。特になんにもないただの山に城壁があるだけなのですが、ここから黒海の景色が広がり、海を渡る貨物船が行き来しているのが見えて、ゆったりとした時間を過ごせました。途中犬たちと遊んだりもしたのですが、お腹も空いたので山を下り、港の食堂へ。
港町ということもあり、ネコちゃんがいっぱい居て、ご飯をくれくれと集まってきます。ここでも鯖サンドとビールをやっつけながら、外で帰りの船が来るのを待っていました。いやはや、なんてゆったりとした時間でしょうか…やっぱり一人で来るべきところではないような気がします…ネコにずっと遊んでもらってましたもんね。
帰りの船が来て、居眠りをしながらまたゆったりと船の旅。中で出されるチャイも甘いし、夕日が沈むイスタンの町を名残惜しくながめて見ていました。もうそろそろお別れなんだね…あの新鮮だった晩夏の日のことを思い出します…いろんなことがあったなぁ。イスタンはやっぱり私にとってはちょっと特別な町なのです。と、少しセンチメンタルな気分で窓の外を眺めていました。
哀愁のボスボラス海峡クルーズ チャイの琥珀色が素敵でしょう
そして遂にイスタンを去る日がやってきました。今日でツリーの皆さんともお別れ。いつものように朝ごはんを食べ、パッキングをして、シーツを片付け、もう行く準備は万端…いつも見送る側だったのが見送られる側になると、何だか言葉がありません…悲しいような、なんというか、慣れた所を離れるのはやっぱり寂しいです。いつも別れと出会いの繰り返しということは分かっているのです。でもやっぱり別れは辛いものなのです。最後に皆に握手してもらい、「いってらっしゃい」と声をかけられ、階段を降りると、いろんなことを思い出します。やっぱりイスタンは特別な場所なんだ。でも、いつまでも感傷に浸っているわけにもいかない。また新たなことが待っているはずなのです。複雑な気持ちのままトラムに乗り込み、見慣れたイスタンの町を後にするのでした…。
別れのコスモ握手 たくさんの人と握手できるのです。ちょっとぶれてる感じがいい感じ