皆様こんにちは11月の献立表です
来月の11月24日は【和食の日】だそうです
今回はそんな和食にちなんだお話を…
【一汁三菜の置き方とその理由】
“和食の基本スタイルは「一汁三菜」”なのは皆さんご存知かと思いますが、それぞれ置く位置が決まっています。皆さんは正しい配置をご存じですか?
●正しい配置
一汁三菜は向かって手前の左にご飯、手前の右に汁物、右奥に焼き魚などの主菜、左奥に煮物などの副菜、真ん中に和え物や酢の物などの副々菜という形で置きます。
また、箸は持つ部分を右側にして手前に横一文字(日本では右利きの方が多く、使いやすくするため)に、お茶は右側に置くようにしましょう。
●どうしてその配置なの?
諸説あるようですが、古来から日本には左側に重要なものを配置するという「左上位」という考え方があります。
主食であるご飯は重要な食材と位置づけられていたことから、「左」に配置するようになったという説が有力です。
そのほかにも、
- 汁物が左側にあると、手にとって口元に持ってくるときにご飯の上をまたぐことになるので不作法だという説
- 一般的に汁椀は高さが低いので、奥にある主菜を取りやすいように、右手前に置かれているという説
などがあります。
とても合理的で、食べやすくなっている配置ですよね♪
ぜひ、覚えておくようにしましょう!
次は12月の献立で
参考文献