2003年、脳動静脈奇形でガンマナイフ
私のガンマナイフを担当してくれたのは
脳外科医のS先生👨⚕️
S先生はとてもシャイな先生です。
手術の前日、S先生は私の病室に来て
心が死んでボーーっとしている私に
話しかけてくれました。
👨⚕️「私ね~、○○さんと同い年の娘がいるんですよ~
今看護師やっているんです」
とデレデレしながら話していて、かわいかった。
「そうなんですね、娘さん同い年なんですね」
と言うと
👨⚕️「そうです、だから!!」
突然S先生はビシッと立ち振り返り
私の目を見て
「絶対に成功させます‼大丈夫です‼」
あのシャイな先生が、力強く言ってくれた。
私は涙がでた。
真っ直ぐ見てくれるS先生の目を見て私は
「よろしくお願いします」
と言った。
脳は怖い。すごく怖い、けど
『この人に命を預けよう』そう思った。
手術後🏥
「先生、私は出産して、母親になりたいです」
「脳の血栓が消えれば大丈夫。
出産も出来るようになりますよ!」
S先生。
私は助けていただいた命で、新しい命を生み
母親になりました🤱
息子はとても、かわいいです。
2003年9月4日 ガンマナイフ終了