実質的な議論は昨日で終わり、今日はセレモニー。
メインは、もちろん代表演説。
これは、2006年に向けての事実上の施政方針演説。
おもに内政に焦点が絞られたものだった。
まず、提案、対案路線を確認。
そして、「改革競争」の続行が宣言された。
主要分野は、①特別会計の無駄遣い追求、②公共事業改革、③公務員制度改革、④分権改革、⑤省庁再編。ただし、これらは、政府与党も取り組んでおり、彼我の間には「程度の差」しかなく、明確な対立軸とはいえない。
ハイライトは、「公の精神」の重要性を説いたくだりだった。
代表は、現在の日本社会が抱える二極化の現象に強い懸念を示すとともに、「官の責任放棄、民の倫理観低下という事態」にも憂慮の念を表明。耐震強度偽装問題を具体例に挙げながら、「公の精神」の重要性を提唱。「短絡的な競争原理、表面的な効率化を追い求める自民党」との根本的な違いがここにあることを強調した。
具体的な政策パッケージにまで落とし込んでいくのにはまだまだ時間がかかるが、分権社会の実現と併せて、「民」でもなく、「官」でもない、「公」をオール・ジャパンで再構築するというのは、わが国にとっての新たな社会改革の目標となりうるものだ。
メインは、もちろん代表演説。
これは、2006年に向けての事実上の施政方針演説。
おもに内政に焦点が絞られたものだった。
まず、提案、対案路線を確認。
そして、「改革競争」の続行が宣言された。
主要分野は、①特別会計の無駄遣い追求、②公共事業改革、③公務員制度改革、④分権改革、⑤省庁再編。ただし、これらは、政府与党も取り組んでおり、彼我の間には「程度の差」しかなく、明確な対立軸とはいえない。
ハイライトは、「公の精神」の重要性を説いたくだりだった。
代表は、現在の日本社会が抱える二極化の現象に強い懸念を示すとともに、「官の責任放棄、民の倫理観低下という事態」にも憂慮の念を表明。耐震強度偽装問題を具体例に挙げながら、「公の精神」の重要性を提唱。「短絡的な競争原理、表面的な効率化を追い求める自民党」との根本的な違いがここにあることを強調した。
具体的な政策パッケージにまで落とし込んでいくのにはまだまだ時間がかかるが、分権社会の実現と併せて、「民」でもなく、「官」でもない、「公」をオール・ジャパンで再構築するというのは、わが国にとっての新たな社会改革の目標となりうるものだ。