じつに10日ぶりの更新。
これでは、ブロガーなんて恥ずかしくて言えないな。
この間いろいろあったので、少しづつ書き留めておきたい。

岡山へ後輩・花咲ひろき君の応援。
保守地盤の強固な地域で、それこそ岩盤に爪を立て、地を這って、草の根を掻き分け支持者の輪を広げる気の遠くなるような持久戦。本当に頑張っている。支援者に背中を丸めて握手をし、頭を下げる彼の姿を見て何度も目頭が熱くなった。どの会場も熱気に溢れていた。何とか彼を国政へ押し上げようとする熱烈な支援者が、雨模様の中も続々と詰め掛けてくださった。私も、皆さんの期待に応えるべく渾身の演説。彼の2日にわたるブログを見ると、何とか少しはお役に立てたようで、ホッと安堵している。がんばれ花咲!きっと花咲く春は来る!
http://www.hanasakihiroki.jp/diary/archives/000760.html
http://www.hanasakihiroki.jp/diary/archives/000762.html

応援に行った逗子市長選挙は、予想外の圧勝!
数日後に会食した小沢代表も大いに喜んでいた。
実家のある逗子は、良くも悪くも世間の動きに敏感な街。
安倍政権への失望感がジワリと広がる中で、自公相乗りの前自民市議に5000票近くの大差をつけて民主推薦の前市議が勝った。同時に行われた市議補選も民主候補がぶっちぎりのトップ当選を果たした。浅尾慶ちゃん、よかったね!

臨時国会会期末は、参議院に振り回された数日間だった。
衆議院国対は、前門の虎「与党」に加え、後門の狼「自党参議院国対」との戦いを強いられるのだ。この不毛にして馬鹿げた因襲は、国民の誰にも理解していただけないだろう。こんなことをやっていて政治不信を払拭することなどできるはずがない。こんな二院制はいらない!年中行事と化しつつある内閣不信任決議案が圧倒的多数によって目の前で押し潰される様を凝視しながら心の中で吐き捨てる。

解説記事が毎日新聞に掲載されていましたので、以下引用します。かなり正確です。

(引用はじめ)
改正教育基本法:成立 野党共闘が崩壊 「自・民もたれ合い」の印象
(毎日新聞 2006年12月16日 東京朝刊)

 改正教育基本法が成立した15日、「成立阻止」を掲げて野党4党が展開してきた国会共闘が土壇場で崩壊した。衆院での内閣不信任決議案提出では足並みをそろえたものの、参院では共産、社民両党だけで安倍晋三首相の問責決議案を提出。両党の呼びかけをかたくなに拒んだ民主党の対応は不自然さを否めない。

 一方、同法を本来の会期末15日に成立させながら会期を4日間延長した与党側の対応もわかりにくく、「会期延長に追い込んだ」と言えるように民主党のメンツを立てることで自民党も同法成立の実を取った構図。肝心の教育論戦を離れた「自・民もたれ合い」をも印象づけた。【平田崇浩】

 共産党・市田忠義書記局長「安倍首相の責任は一番重い。問責決議案を出さなければ野党としての自殺行為につながる」社民党・又市征治幹事長「幹事長・書記局長が集まって合意したことは守られるべきだ」

 15日の首相問責決議案提出後、記者会見した市田、又市両氏は民主党への不満をあらわにした。野党4党は14日の幹事長・書記局長会談で、同法の成立阻止へ「あらゆる手段を講じる」ことで合意。民主党の鳩山由紀夫幹事長は会見で「(参院の問責も)当然含まれる」と述べていた。

 ところが、15日の参院国対委員長会談で民主党は伊吹文明文部科学相の問責決議案だけを提出するよう主張。首相問責については「すでに衆院の内閣不信任案で党の意思を示している」との理由で拒否した。国民新党は首相問責決議案の共同提出に加わらなかったが、会談では提出を主張した。

 民主党内も内閣不信任案を提出した衆院側が、参院執行部に首相問責提出で同調するよう求めて拒否される混乱ぶり。参院議院運営委員会の理事会で与党が首相問責決議案の採決見送りを主張したのに民主党理事が異を唱えなかったことにも共産、社民が反発。衆院側では高木義明国対委員長が代議士会で「彼ら(参院側)は言うことを聞かない」と嘆いた。
(以下、略・・・引用終わり)