前駐日インド大使のセット・アフターブ教授と昼食を共にした。
素晴らしい人格者で、尊敬すべき方だ。

現在、私の母校・慶應義塾大学の教授であり、新設のグローバル・セキュリティ研究所の初代所長でもある。

日印関係から始まって、中国の動向、イランの核開発問題をめぐる地域の地政学的な構図、さらには、アフターブ教授が大使として赴任されたヴェトナムの歴史(日本とは100年前からじつに意義深い関係がある国だ)、台湾の位置づけなど、本当に興味深い話を伺うことができ、非常に勉強になった。インド外交官のスケールの大きさに改めて魅了された。と同時に、昨日の国会質疑における外交論のレベルの低さを改めて痛感した。

ともかくも、今年の5月に、インド、ヴェトナムを訪問することになりそう。今から、胸が躍る。かねてから提唱してきた、野党版「遠交近攻」外交の第一歩となるようにしたい。