紆余曲折あったが、本日の民主党東京都連主催のパーティで、都知事選に向け民主党として独自候補擁立を事実上見送る決断を下したことにより、かねてから無党派連合で出馬を模索していた浅野史郎前宮城県知事の都知事選挑戦の公算がにわかに高まった。

民主党としては、土壇場で懐の深さ(?)を示し、浅野氏を都知事へ押し上げようと続々と広がる「勝手連」の輪の中へ加わることとなる。

これで、首都東京は、現職石原vs新人浅野の無党派対決となる。ただし、実質的に選挙戦を担うのは、現職陣営は自公連合であり、チャレンジャー陣営は民主党である。いずれにせよ、首都決戦にふさわしい見ごたえのあるローカル・マニフェスト対決を期待したい。それが、東京都民、延いては日本全国へのポジティヴな波及効果となるであろう。

「そのまんま東旋風」は西から東京にも吹き込んでいる。そんなことを実感したこの一週間だった。