やりましたね!
ドンピシャのタイミングで、福留の決勝ツーランを生中継で観ることができました。不調が伝えられ、大事な試合で控えに回り、本人ももどかしい思いでベンチにいたと思いますが、見事な代打ホームラン。ジーンときました。
そのあと、イチローのダメ押しタイムリーまで打者一巡の猛攻撃、これまでの胸の痞えが一気に吹っ飛びました。おまけに、2度も苦杯をなめた宿敵韓国をシャッタアウト。45分の降雨中断は余計でしたが、会心のゲームで決勝進出の王ジャパン。火曜日には、必ず世界チャンピオンの座を射止めてくれると確信しています。

ところで、一連のコメントにできる限り答えて行きたいのですが、私の安全保障観の基本を問うものも多く、この際、良い機会なので、私の日米同盟観など基本的な考え方についても改めて書いて行きたいと思います。できれば、私の本を読んでもらいたいのですが(笑い)、せっかくのブログを使ってこれから何回かに分けてじっくり論じてみたいと思います。ちなみに、山本一太さんが、光栄にも私を「ニューリアリスト」の一人に加えてくれたようです。

私的には、冷厳なる現実を見据える(つまり、好き嫌いやイデオロギーに振り回されず、また、自国の国力の限界についても冷静な認識をもつ)リアリストであることは人後に落ちないつもりでいますが、何をもって一太さんが「ニュー」と言っているのかわからないので、今度会った時に聞いてみようと思います。私は、リアリズムに加えて、狭い国益(国際関係における短期的な利害得失)に振り回されないという意味で、長期的な国益を見据えた戦略的な思考を心がけたいと思っており、あえて言えば、「戦略的リアリスト」たることをめざしています。