超党派の国会議員で「南京事件を検証する会」を立ち上げた。
これは、本当に重要なプロジェクトだ。
生半可な覚悟ではできない。
何しろ、戦後、世界的なスケールで構築された「野蛮な日本人」イメージを70年ぶりに払拭しようというのだから。
したがって、説明も中途半端では済まされない。

今日の第一回勉強会から3回シリーズで、昭和13年冬の南京での出来事を徹底検証する。第一回は、10年前に米国で出版され、ベストセラーになり、今年ハリウッド映画化が決まった故アイリス・チャン著『The Rape of Nanking』の誤謬の徹底検証を行った。知れば知るほど、このプロジェクトの重大さが身に染みる。

稿を改めて、この南京事件(一般に南京大虐殺と言われる)の真相について説明させていただきたい。