地元の県議会議員の近藤大輔議員にアテンドしていただき横浜市内にある斜面地の視察に行ってきましたニコビックリマーク


 

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日本では、あちこちで山がコンクリートに塗り固められている光景を目にします。

 


たしかに土砂崩れを防ぐため、安全でしっかりとしたがけ地対策は必要です。


 

逗子は海があって、三方が山に囲まれています。


 

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この自然環境が魅力的でこの街に住み続けている人は多いはず。

 


だからこそ、斜面地のがけ地対策もできるだけ景観に配慮し、自然環境への影響は最小限に抑えていくべきです。


 

視察にいった斜面地はフォレストベンチ工法というものです。


 

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土の中に鋼棒を固定し、表側は間伐材をとりつけます。

 

そして、土砂を埋戻し、出来上がった水平面には樹木を植えるため、時間が経つと森が再生されるというもの。

 

機能性としても豪雨はもちろんのこと、大地震や大津波でも損傷なかったことが実証されています。



今回見に行ったところでは、まだ緑地化はされてはいませんでしたが、パンフレットの事例では見た目は自然で斜面地工事をしたとはわかりません。


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この技法は、まだ民間レベルにとどまっており、地方自治体の急傾斜地対策として補助金対象とはなっていません。


気になるのは費用ですが、コンクリートの技法に比べても平米辺り約5万円とコストも安く抑えられるということです。

 

がけ地対策もでき、そして景観上も美しく、コストも安いとなれば、逗子や三浦半島エリアではこの工法は一考に値すると思いました。


 

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写真の景色は昨年訪れたノルウェーのオスロにあるアーケシュフース城周辺の景色。


日本の原風景もかつてはこれだけ美しかったのです。


次世代の子どもたちにできるだけ豊かな自然と美しい景観を残していきたいですねおねがい