本日は、逗子市の新宿にある小規模多機能型居宅介護施設オーバルさんへ
食事づくりのボランティアに行ってきました。
こちらの施設では、要介護認定された方ばかりが対象ということではなく、奥様を亡くされた後、家事のできないお一人暮らしの高齢男性やご家族が日中お仕事をされていてご自宅で一人になってしまうから・・ということで通われている方もいらっしゃいます。
施設の雰囲気はとってもアットホームで、時がゆっくり流れていてまるで子どもの頃訪れたおばあちゃんの家のよう
私もみなさんと世間話をしながら、楽しく過ごさせていただいています。
1時間という時間制約の中で10人分のお食事作り。
大根を1本渡されて、「これでさっぱり系のサラダつくってください~」
となかなかの無茶ぶり・・・・
というわけで、あら塩でよく塩もみして水気をしぼって大根をしんなりさせた後、ごま油とお酢少々で味付けして、シラスとおかかをのせて最後にアクセントにたたき梅をのせてみました
時間がきちゃったから、感想が聞けなかったんだけど、美味しく召し上がっていただけたかな??
他にもビーフシチューをつくりましたが、
「しめじのかさの部分は喉につまりやすいので手で細かくさいてね。」
と調理しながら介護食のコツについて丁寧にレクチャーしてもらえます
オーバルの代表の室井さんが、
「介護はある日突然始まるもの。あなたの大切な家族が急に介護が必要になったとき、慌ててしまうことなくこうやって日頃から自然なカタチで慣れておくととてもいいのよ。」
とおっしゃっていました。
というわけでお手伝いにいっているというよりは、学ばせていただいています。
かつて夫の母が突然、1、2週間でみるみる具合が悪くなって、要介護5になり、
その時は本当に何もしてあげることができませんでした…
嚥下障害になって、食事はとろみをつけたけれど、何をどうやっていいのかもわからず。。。
こうして練習する機会があれば、もう少し食事にもバリエーションをつけてあげられたのにな。
オーバルさんでは、多世代交流サロンも始められました
地域に開かれた素敵なホームですので、お近くの方は是非足を運んでみてくださいね
http://www.npo-oval.com/index.html