三浦半島地域連合の方がかれこれ10年以上続けている葉山の児童擁護施設へクリスマスケーキを届ける活動に同行してきました
今年はいつも担当の職員さんが辞めてしまい、引き継ぎの不具合から子どもたちがほとんど出かけてしまって不在という事態に、、
毎年子どもたちと交流するのを楽しみにしていただけに、ちょっとがっかり
とりあえずケーキは届けてきましたが、やはり児童養護施設で働く職員さんの離職率が高いのは問題だと思います。
保育士さんの低すぎる給与を是正するために来年度からはほんの少し給与が上がるといわれていますが、児童養護施設で働く保育士さんの方には予算がつかないのはなぜなのでしょう…
平均年収で400万円前後。
私も時々児童擁護施設にボランティアで行っているので分かりますが、ほんっと大変です
10人くらいの子どもたち2人とかで面倒みるんですよ?
食事時であればこぼしたり、コップも割れるし、誰かがどこか体の不調を訴えてるし、そんな中で明日の学校の支度に宿題の面倒などなどなど
それに、保育園であれば親がお迎えに来てくれますが、児童ホームは自分が帰らなければいけないので、子どもたちにまだ帰らないで〜と泣きつかれたら「いえ、業務時間過ぎてますので」って帰れないんです
そんなこんなで超過勤務になってしまうわけです。
さらには児相との緊急カンファレンスや学校の授業参観などの対応で休日出勤も。
もちろん宿直もありす。
これでは女性が結婚して子どもができたらこの仕事を続けるのはなかなか厳しい。
職員さんの働き方改善は、宿直回数を減らしたり超過勤務にならないような手当ての見直しなど施設ごとに工夫を凝らしていますが、、
待遇改善は国がもっとちゃんと予算つけないと。
保育士どころの労働環境じゃありません。
厚労省の役人さんたちは一週間でもいいから児童養護施設で子どもたちと過ごしてみたらいいのに…