委員会視察で東北へ。
初日の今日は宮城県多賀城市立図書館を視察。
こちらは、今年の3月にオープンしたばかりの武雄市、海老名市に次ぐ全国で3館目となる『TSUTAYA図書館』
CCCが指定管理者となり、同じ建物の中にお洒落なカフェや書店があります。
開放的な空間と子どもスペースにはアスレチックまであり
ここが図書館だということを忘れてしまいそうな魅力的なスペース
今月で来場者数は100万人を超えるとのことで、これからますますの賑わいをみせそうです。
しかし、ここまでの道のりは平坦ではなかったのでした。
多賀城駅前の再開発計画は老人ホームを核に計画をつくっていたところ、平成23年に東日本大震災で社会福祉法人は被災。市内の死者は188名。多くの進出予定企業が撤退を表明。
そんな中、「とにかく震災で落ち込んだ市民の方が喜ぶようなそんな施設をつくりたい」
ということで、東北随一の文化交流拠点構想に着手したというわけです。
図書館を視察した後は、市役所で担当所管の職員さんと多賀城市議会議員さんにもお話を伺いました。
Q.選書は指定管理者が選ぶのか?
A.本の何を購入するかはリストを必ず選書会議にあげてもらい教育委員会が選んでいる。責任の主体はあくまで教育委員会である。丸投げということはない。
Q.図書館の職員体制は?
A.館長はCCC社員である。嘱託員やアルバイトの司書さんたちはCCCに再就職ということになった。同じ建物内ではあるが民営と市営の部分は廊下でしきるなどし、指定管理料を払っているスタッフが民間業務の仕事をしないよう業務はきっちり区別している。
Q.指定管理料は年間いくらかかっているか?
A.平成28年度予算で2億7千万円。開館日数が年281日で9時〜17時だったものを365日開館で9時〜21時30分まで開けており、フロア面積も約2倍。働くスタッフもそれだけ増えているので当然維持管理料や人件費は前よりもかかってくる。
などなど私達の質問に丁寧にお答えいただきました
逗子市では、これまで図書館を(株)パブリックサービスに非公募で指定管理をするということに議会が否決した経緯があります。
逗子市の図書館は全国的にみてもかなり高レベルですからね
だからといって、現状維持で変える必要がないということではありませんが、今回の視察では色々とソフトの面でも参考になりました。図書館の指定管理については引き続き調査をしていきたいと思います
2日目は一関市へ。
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元々市内の自治会加入率は高い方だったということですが、それにしても各地域での協働事業は今やニュースペーパーに載せきれない程活発化しているとの事。
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