一般質問をあさってに控え、最後の原稿チェック中
一般質問の内容については質問後にまた書きたいと思いますが今日は病児保育についてちょっと思うところを。
共働き世帯が増えている中で、保育園の不足が叫ばれ、本市でも保育園を増やし待機児童解消に向けて積極的に取り組んでいるところです。
しかし、保育園を増やしたからには、私はそれと並行して病児保育も整備していく必要があると考えています。
世の中の働き方が変わって、自宅勤務や短時間勤務が可能になったり、、
子どもが熱を出したから仕事を休みます、もしくは早退します〜と気軽にいえる社会。
それは理想ですが現実はまだまだですよね
ここまで世の中の意識が変わるには時間がかかることでしょう。
なのでやはり今は保育園と病児保育はセットで整備していく必要があると思います。
逗子市では平成26年からファミリーサポートで病児病後児預かりをスタートしました。
(ちなみに、ファミサポ病児保育では子どもが急に熱で保育園にお迎え〜!という場合もファミサポの支援員さんがお迎え&代行受診してもらえます)
✳︎ファミサポについて詳しくはコチラ↓
訪問型で地域で子育てをサポートする事業としては、とても先進的な取り組みだと自負しているのですが…
昨年度は利用件数1件
今年は利用料金を1h1000円→1h300円まで大きく減額したことで利用者8件と増えましたが、、
なかなか利用者は少ないのが現状です
利用者が少ないと事業も継続できなくなります。
ニーズは高いはずなんだけどなぁ・・
担当所管としては、今年の利用者さんに意見を聞いたりして、今の制度の改善点などを探るということですが。
私が思うに、やはり条件が厳しくて利用しづらいのではないかとみています。
ファミサポは利用料金は安いですが、38度を超える熱、嘔吐、下痢、感染症は預かりできない。もちろんインフルエンザや水疱瘡はダメ。
一方の民間ベビーシッター業者ははしか以外すべての感染症でも対応が可能。当日の依頼でも派遣可能。
ただし利用料金は1h2000円前後。
他に入会金なども発生します。
はぁ。どちらも帯に短し襷に長し(>_<)
ファミリーサポートでは利用しづらいということであれば、都内などで実施している病児保育バウチャーなども新たな選択肢としていいのではないかと。
例えば渋谷区では病児保育のベビーシッターを利用した場合1h1000円の補助があります。
(年間1児童5万円という上限あり)
昨年度は約300名に近い方が利用され施設型より概ね好評とのこと。
といっても逗子市のお財布事情も厳しい中であれもこれもは難しいし、病児保育に強いベビーシッター事業者さんも逗子市まで来てくれるところはまだ少ないですし
う〜んまだまだ課題は山積です。
以前子どもが具合悪いときくらい親がそばにいてあげればいいのに・・なんて言われたこともありました。
そりゃあ一緒にいたいですとも!!
それができないから支援が必要なんです。
病児保育のサポートがあれば、仕事を長く休まなくてすむので逆に子どもが一番具合のわるいときに仕事を気にせずにゆっくりした気分で一緒にいてあげられるともいえるんじゃないでしょうかね。
明日は大事な仕事でどうしても休めない!!という前日に限って子どもが熱を出すんですよね〜・・
一度測った熱をしばらくして祈りながらまた測り…
さっきより上がってるや〜〜ん!ハイアウト〜
そしてどちらが休むかで夫婦喧嘩
共働き家庭あるあるではないでしょうか。
親も急には頼めなかったり、遠方に住んでいる方も多いと思います。
私も子どもが高熱で吐いてるのに義母に預けて仕事に出かけるとき、「あ〜こんな時に一緒にいてあげられないなんて。もう仕事辞めようかな」と何度思ったことか。
長女はとくによく熱を出す子だったので、小さいうちは本当に大変でした。
そんな長女ももう大学生になり、ウィンドサーフィンに明け暮れています。
子どもが小さくて大変な時期ってあの頃は永遠に続く気がしたけど、あっという間に大きくなるんですよね〜
あのとき、仕事を辞めなくてよかったなぁ。と今はつくづく思っています
今、かつての私と同じように大変な思いをしながら子育てと仕事に奮闘するママさんパパさんの少しでも助けになる制度が作れたらなと思います。
セーフティネットとして使いやすい病児保育の整備は仕事と子育てを両立する上では不可欠だということをワーキングママ議員としてこれからも要望していきたいと思います