昨年、児童養護施設の子どもたちの就学、就職支援をするNPO法人KANATANを立ち上げた私ですが、今年はこの活動に共鳴してくださる方とのたくさんの出会いがありました。
こういうことやりたいなぁ、、と考えているとまさにドンピシャな方にお会いするという不思議な経験をしました。
やりたいと考えていた一つは、子どもたちへのプログラミング教育。
以前このブログでもHourofcode(アワーオブコード)をご紹介しましたが、日本の教育にプログラミングを普及させたいという活動をされている一般社団法人みんなのコードの利根川裕太さん。
鎌倉学園の先生方のご協力をいただき利根川さんが開催した子ども向けプログラミング教室に鎌倉児童ホームの子どもたちも参加することができました。
もう一つは、就労支援。
ナポリスというピザの全国飲食チェーン店
の社長さんの遠藤優介さん。
遠藤さんは13歳からイタリアでセリエAのユベントスというチームでサッカー選手として活躍されて、帰国後、飲食店を起業された方です。
児童養護施設の子どもたちへ起業家教育をしたいという志をお持ちで、早速鎌倉児童ホームの高校生をアルバイトでお店に採用していただきました。
「子ども時代苦労した人間の方が、ガッツがあるんですよ…」
そうお話する遠藤さん自身、生後数日目で捨てられて一人で生きてきた人。
サッカーを始めたきっかけはお昼にお弁当をもらえるからという理由だったそうです。
ある人が、
『国や社会を変えようとするよりも、社会を変えてくれる子どもを育てる方が近道じゃないか、と思う。』
とおっしゃっていましたが、私も同感です。
今日はクリスマスイブですが、子どもたちが幸せな1日を過ごせますように…