視察報告②
次に白山市の福祉ふれあいセンターへ。
ここは、社会福祉法人が市から委託を受けて運営している福祉の何でも相談窓口。
ガラスばりで開放感のある建物の中に入るとまず目につくのが障がいのある方が運営するカフェ。
そして相談窓口は一応、分かれてはいるものの同じフロアに子ども相談、発達相談、とつながっているため、例えば育てにくい子どもの相談があった時に、それは発達障がいかもしれませんと早期に発見し支援につなげることができます。
社協と役所は逗子市では離れた場所にありますが、ここでは市の職員などもいるため、自分の専門外の相談があった場合もすぐに聞いてベストな解答を返せるとのこと。
「あ、それはうちの窓口ではないので別の窓口にいってご相談ください」
なんていうタライ回しもなくなるわけです。
また、障がい者手帳をもっていないがちょっと変わっているとみられるような人やニート、引きこもり、不登校などなど、とにかく困っている方の相談何でも引き受けます!
と力説されていました。
市民にとっては悩みは縦割りでは分けられないし、こうした対応は本当に心強いですよね。
ひるがえってみると本市の福祉会館はあまりにも老朽化しており、市役所とも離れているためやはり整備計画が必要だと改めて痛感いたしました。