本日は、小坪の波の子学童クラブの新設開所式に参加しました。

新たな場所は小坪公民館脇で、乳幼児の親子が遊べるほっとスペースも併設されています。
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(ほっとスペース)  

逗子市の学童保育は数十年前に保護者の方が立ちあげこれまで苦労と努力を重ねながら運営してきました。
借家住まいということから、賃貸期限が来ると居場所を探して学童難民となったり、また老朽化した建物では耐震性の面からも保護者の方が安心して預ける場所としては適切ではありませんでした。

近年の少子化、核家族化、また共働き世帯の増加という社会背景から、学童保育というのは新たな重要な役割を担ってきていると考えます。
私も以前から市内の学童保育の環境整備について市長に提言してまいりましたが、今年度までには逗子市内小学校区5か所すべての学童保育が新設あるいは移設され整備されることになりました。


私の長女も波の子学童にずっとお世話になり指導員さんに愛情深く育てていただきました。

前の施設は約8畳のスペースでトイレも一つ。
そこに雨の日は40名近い児童が長い時間を過ごします。
当然具合の悪い子もいれば喧嘩する子もいます。
今回新設された施設では約166㎡と広くトイレも5つ。55㎡の和室もあります。
公民館が隣ですから地域の方との交流も期待できます。

嬉しそうに走り回る子どもたちの姿を見て私も本当に嬉しく思いました。
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ただ海が近い分、津波対策のシミュレーションなどは改めてしっかりしなくてはなりません。
また、保護者主体の運営面などの改善という課題も残されています。
引き続き逗子の子育て環境が改善されるよう取り組んでまいりたいと思います。



帰りがけ、以前の波の子学童クラブに寄ってみました。


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多くの子どもたちが学校から帰ってくるとこのドアを開けて自分のうちのように放課後を過ごしました。

思い出がいっぱいつまった場所です。

ここは大谷戸会館の建て替えと同時に取り壊されますが、新たな場所でたくさんの楽しい思い出ができたらいいなと思います。