一昨日、マニフェスト研究所の政策研究会に参加してきました。
元三重県知事の北川正恭所長率いる『早稲田大学マニフェスト研究所』の主催による、

-キーマンに学ぶ!地方議会改革実践講座-
ということで、第一回の講師は、、流山市議会議員 松野豊氏。

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松野豊氏HP
http://matsunoyutaka.jugem.jp/

流山市といえば、日本経済新聞社の議会改革ランキングで全国1位!!
(平成24年810市区議会中)であり、逗子市は恥ずかしながら、
216位・・。まだまだ背中すら見えません(涙)

流山市はいち早く議会基本条例の制定、またICT関連でも昨年タブレット端末を導入、市議会公式facebookページ(全国初)、スマートフォン電子採決(全国初)など、改革のスピードはとどまるところを知りません。
その改革の旗手であり、全国の地方議会改革のトップランナーが流山市の松野議員です。

各地で講演などもされており、以前からお話を伺いたいと思っておりましたが、今回は、政策研究会のテーマが『ICTを導入すると議会はどうなるか?』でしたので、君島議員とともに勇んで参加してまいりました。

当日は、関東だけでなく、秋田、宮城、福岡、奈良など、全国から志ある地方議員が12名集まり、一方的な講義ではなく、ダイアログ形式で熱い議論を(4時間!)交わしました。

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結論としては、ICTの導入により、例えば「家の前の道路のボコボコ直して欲しい・・」などという要望は、アプリで住民がダイレクトに行政に要望できる仕組みに変わっていくなど、議会運営の効率化が図られ、不要な議員はどんどん要らなくなり、その分より議員本来の政策立案能力や条例制定などの法務能力などが求められてくる。という結論に至りました。

とにかく、どの地方議員さんも意識が高く、逗子の小さな街から出て行った私は正直少しカルチャーショックを受けました(>_<)

しかし、ほとんどの方が初対面だったにも関わらず、あうんの呼吸で議論がさくさくと進み『もしこのメンバーが全員一つの議会にいたらものすごく改革ができるのではないか?』など終わったあとに松野議員から嬉しいコメントをいただきました。

あ、でも松野議員、それだと私選挙に勝つ自信がありません・・(笑)


志を同じくしているので、共通の言葉をもっているというか。

悩みも共通なので、すぐに分かり合えるのですね。


議会改革のための様々な知識を得たと同時に、全国に仲間ができたのは、思わぬ素晴らしい副産物でした。

国政は相変わらずゴタゴタしているようですから(笑)私たち地方議員はどんどん前に進みましょう!

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(写真:右側前列より・・流山市議会議員松野豊氏、小金井市議会議員白井享氏、松戸市議会議員山中けいじ氏、仙台市議会議員やしろ美香氏、宇陀市議会議員勝井太郎氏、水戸市議会議員大本慎太郎氏。後列右側よりマニフェスト研究所主幹研究員中村健氏、東村山市議会議員佐藤真和氏、茅ヶ崎市議会議員岡崎進氏、私逗子市議会議員長島有里、逗子市議会議員君島雄一郎氏、行橋市議会議員工藤まさひろ氏、鹿嶋市議会議員さとう信成氏、男鹿市議会議員土井文彦氏)