こんにちは、あるいは初めまして。
永瀬と申します。
お立ち寄り頂き、ありがとうございます。

前回は、初めてしたセルフ前世療法について書きました。
今回はその続きになります。

私が強く影響を受けている他生(前世)の1人の少女です。

始める前に、前回に引き続き、前置きをしておきます。
これは、素人が前世療法の本を読んでふわっとやってみた程度の内容です。
内容の真偽や是非を問わず、ふわっと読んで頂けると嬉しいです。

参考にした本はこちら。
根本恵理子先生の『セルフ前世療法 改訂版』 2023年 株式会社クラブハウス発行
 https://amzn.asia/d/520yish

本の内容、セルフ前世療法のやり方等には触れておりません。
ご了承ください。
では早速、参りましょう。

 ***

その川は、小さいはずだった。
周りは荒涼としており、草木はほぼない。
渡った先も乾いていて、うすら寒いようなむわっとしているような変な感覚。

前から勢いよく水が流れてきたが、冷たくはない。
ただみるみる増水して、脛、膝、腰、鳩尾まできたが、物凄いスピードの流れなのに、水圧、水の質量を感じない。

スワッと軽い風でそれが終わると、何事もなかったかのように目の前には狭い部屋があった。

その小部屋、小屋、には、乾いたベッドがひとつだけある。薄い枕があるほうの壁際、天井近くには、格子が嵌められている小さな窓が陽の光を取り込み、土がむき出しの床の端には、少女が一抱えする程度の甕が置いてある。

部屋の中は他に何もなく、小さな女の子だけがいる。その室内と母親だけが少女の知る全てだ。

少女は巫女、シャーマン、あるいは人柱。
そういったものにするためだけに産まされた存在。

ベッドの下の隙間に隠れている。
母親が来たときに、驚かすため。
母親が見つけて笑ってくれる、少女も笑う。
できる遊びはそれくらいだった。

少女が6〜7才のときに神と思われる存在が降りたとして、母親が驚き、村長や村民に喜んで報告した。
(これは前回書きましたが、以前、私はこの少女と強く同調してしまったことがあり、その際の様子がまるで神下ろしをしているように母親には見えてしまったらしく、ここから少女の現実に大きな影響を与えてしまいました。)

彼女はこのとき、生まれて初めて部屋という世界を出て、生き神として祀られるようになる。
“生き神”として着飾られ、目の前には供物があり、日々、村人に拝れ、世話された。
けれど、小部屋から祭祀場へ居を移しただけで、生活は変わらなかった。
また、ここからは出られない日々。

母親は言う。
「あなたのためなら何だってする」
しかし、こうも言う。
「あなたにしてあげられることはもう何もない」

少女は神として拝まれるも、何ができるわけでもない。

12のときに栄養失調で死亡。12まで、果実しか口にしていなかったためと思われる。
遺体は生き神として埋められた。

 ***

少女の母親は、現在の私の母だと思います。
少女の世話をしつつ、心のどこかでは「普通の親子」として普通に生きることを望んでいたのでしょうか。
それでも、以前、母に「私は◯◯(私)に仕えてるんだよ」と言われたことがあり、私はそれがとても嫌だった記憶があります。
現在は仲良く普通の親子として暮らしています。

かつての私は、普通の暮らしを望んでいました。何が普通かは人によるとは思いますが、少なくとも子どもの頃から大学生までは、本当に普通の暮らしをさせてもらいました。普通に生活できるのは、至上の幸福です。
二十歳頃から訪れるシャーマンの受難を理解しながら、私は人として生きる「普通」を満喫していました。

さて、次は、前の2人ほどではないけれど、大きな影響を受けている過去世の最後の1人です。
というのも、いわゆる「人格」を伴う人生を生きたのが他にほとんどありませんでした。
もちろん、自分ができる範囲でやった結果だけで、ですが。

最後は、とある戦士として生きた過去です。

***

地平線まで水がある。
待ち侘びた。私はあの向こうに用がある。

川は河にあらず。水は水にあらず。
私のために、道は開く。

水が引く。
足の裏に、石の感覚。鳥の鳴き声、ここはジャングル。

「マヒィルガ」
私たちは、自分たちのことをそう呼んでいた。
ほっかむりしたおばあたちが、籠を背負って食糧を運んでいる。数は20人弱。

私は戦士だ。
ネイティブアメリカンやアボリジニのような先住民に似ている格好をしているが、違う。
槍を持って警護し、あたりを警戒している。戦士は私を含め、6〜7人、上下はなく、リーダーもない。

敵が襲ってきている。自身も怯えているが、守らねばならない。包囲されている。
階段があるピラミッドを上っていく。
赤紫色をした、雲のようなワープゲートがピラミッドの頂上に開いている。

子供が3人、いないらしい。戦士が何人か駆け出して行った。
私は残り、いざという時のためにゲートの出入り口を守る。
戦士2人が、1人は怪我をした少女を抱き抱え、1人は背に気絶している少年を背負い、走ってくる。

彼らの背後には敵が迫っている。
私と何人かの戦士が飛び出し、応戦して迎え打つ。
私は何ヶ所も体を貫かれ、戦いながら後退すると隙を突いてゲートに飛び込み、閉ざした。
ゲートが閉まる瞬間、左手を槍が貫いた。
その場に崩れ落ちる。痛みより、仲間を助けられなかったこと、子どもが死んでしまったことが耐えられなかった。
どうしてこんなに自分は役立たずなんだ。
泣き叫ぶうちに、気を失った。
私は、戦士としてあまり強いとは言えず、出来損ないだった。

逃げ延びた人々は、200〜300ほどいた。年配の女性が多い。
女性と子どもと戦士たちで構成され、若い女性は3〜4人ほどで、村長のような年配の男性が1人、巫女のような女性が1人いる。
大人の男は、職人っぽい風体の年配の方が何人か。

5〜7のチームに分かれて敵から逃げていた。
それぞれが逃げ切れたかどうかは、分からなかった。

しばらくの間、宇宙船のようなワープゲートのような異空間の中で暮らした。
おばあたちが運んでくれた食糧を食べ、生き永らえた。

そしてある日、ゲートが開いた。
見知らぬ土地に、我々は降り立つ。
細く背の高い木々が生えている。下草は短く、あまり生えておらず、葉と土が濡れている。
雨が降った後かもしれない。

しばらく歩くと、池のような小さな湖があった。
みんなでそこで水浴びをして、大きく太った魚を取って食べた。
更に移動した先には崖があり、下を臨める。
下には大きな川と平地と鬱蒼とした木々があった。
遥か先には切り立った山々が聳えていた。

平地になっており、川の近くに行くことになった。
あそこなら、上手くすれば村を作れるかもしれない。
移動を開始する。

戦士である彼の名前は、イヌサクと言う音に似ている。
顔はエジプトの人に似ているが、エジプトではない。

彼は家族を守れなかった。
自分に力がないばかりに、亡国の憂き目に遭った。
子どもの頃から戦士に憧れていたが、落ちこぼれで、強い戦士にはなれなかった。

彼、弱い戦士、が年配者たちしかいないチームを守っていたのも、”優先順位“が低いからだ。
強い戦士たちは、有力者や強い巫女を守っている。
だが、最後まで、他の人々がどうなったのかは分からなかった。

 ***

彼から受けている影響は、純粋な「強さ」への憧れでしょうね。
アクションスターや漫画やアニメのヒーローへの憧れ、羨望にも似た思い。
小さな頃から、私はお人形遊びよりも銃や刀が好きでした。
戦隊ものやライダー、少年漫画や小説、刑事ドラマ、アクション映画などなど。
今でも大好きですが、ことさら諍いに苦痛を感じる性質の私には、実際にその場に身を置くことは難しいことでした。

さて、前回と合わせて、この3人が主に影響を受けている前世、または他生でした。
いや本当かよ?と思う内容もありますが、そこは根本先生の「考えない、疑わない、否定しない」を徹底しました。
成否も是非も問わない、そういうものだと受け止めるのもまた一興です。

この他にも、水星から避難する少女、クリスタルを守る精霊、巨木と巨人が棲む森に生きるコロボックルのような妖精などを見ましたが、そんなに話の展開もなければ面白い内容でもないので省きます。

影響は少ないかもしれませんが、最後の戦士の視界を見ている時が唯一、感情が溢れて泣き出してまうという経験をしました。
セルフ前世療法、かなり興味深い経験でした。
お陰で、苦手なトランス状態になるのが改善された気がします。

それでは、今回はここまでになります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
またお越し頂けたら幸いです。