平成29年1月16日 地方議員厚生年金要望の報道について考える。 | 政策集団SEIGAN公式ブログ

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長崎市から市政に関する提言を発信していきます。

今日、地方議員に於ける年金制度はない。

 

2011年迄はあった。

 

不肖私、平成27年春迄市会議員として8期32年を勤めた。

 

まず2期努めて落選、その折積み立て金は返却された。

 

3期以上連続が年金の最低受給資格である。

 

その後幸いにも6期連続で当選させていただき、

 

現在何がしかの年金をいただいている。

 

10数年前に「平成の大合併」と称して

 

地方自治体の合併が大々的に成された。

 

その結果、市町村レベルの議会は激減した。

 

つまり、地方議員が少なくなり、

 

退職して年金を受給する者が大幅に増加した。

 

金庫はカラッポになり、

 

全国議長会に於ける年金業務はトーサンしたのである。

 

故に2011年以後、議員になる者は

 

年金制度の恩恵に浴する事は出来なくなった。

 

私等、国の助成に於いて何がしかの年金はいただくものの、

 

死ぬ迄に今日迄掛けてきた金額はまず取り返せないだろう。

 

金額としては、一人老人介護施設にやっと入れる位で、

 

20年位前に予定した金額より大幅に少なくなっている。

 

つい愚痴っぽくなったが、

 

議員報酬の中から何がしかを積み立てもする訳であるから、

 

せめて10年以上も掛け金をかけた議員であるならば、

 

国民年金位の金額位のものはもらえる様にしても良いのでは ── 。

 

不肖私、年金制度のある時は一ヶ月10万円近く

 

年金の積み立て分を差し引かれておりましたゾ。

 

いずれにしろ、工夫して議員年金は制度化されるべきと思います。

 

自治体の首長等一期する毎に数千万の退職金をもらうんですからネ。