公園に暮らす町ねこ

 

長崎市の隣町にある海辺の公園にねこがたくさんいますよ、と情報をいただき、5月28日にねこ調査に行ってきました。

日差しは強く暑いけれど、冷たく心地よい風が吹いていました。土曜日だったこともあり、家族連れ、子どもたちの遊ぶ姿、ウオーキングやランニングする人など、多くの人たちでにぎわっていました。

この日、確認したねこの数は13匹。

サバシロ3,クロ4、チャトラ2,クロシロ1,キジ1,ミケ1サビ1

 

健康状態はやや不良、全体に痩せていました。人に馴れていて、近付いても逃げません。

公園に来ている人からの聞き取りによると、公園内に17匹、外に10匹ほどのねこがいるそうです。以前は30匹くらいいたらしい。

公園の周りに民家はなく、工場があるだけ。公園内に車は入ってこないので、安全な場所です。

糞もなく、尿臭もありませんが、「猫にエサをあげないでください」と書かれたマナー看板が10か所ありました。管理している自治体に苦情が寄せられていると思われます。

まちなかと違って公園は公共の場所であり、複雑な問題がからみあいます。

これからも継続して調査を続けて行こうと思います。

(塾長 中島)