雨とねこ

 

梅雨に入り、雨の日が多くなると、できる限り晴れた日を選んで、ねこ調査に出かけます。

しかし、あえて雨の日に調査をしてみることもあります。それは、ねこが雨をどこで避けているかを知りたいからです。これまで10年間の調査では、雨が降っているからといって、見かけるねこが0という日はありませんでした。数は少なくても、ねこは必ずどこかにいました。

家の軒下、ガレージの屋根の下など、ねこはなわばりの中で雨を避ける場所を知っています。

土砂降りの雨でなければ、蓋のある溝の下にもいるようです。

ねこにとって溝は安全な通り道であり、隠れ場所でもあるようです。

(塾長 中島)