【サ活】サウナサンとアウフグース 令和3年1月14日(木) | 長崎蒸男のサウナ道

長崎蒸男のサウナ道

サウナ後進国長崎での、サウナの記録です。

ちょっと前のサ活になります。

 

佐世保市で仕事がある時には、人を傷つけることと人を殺すこと以外のどんな手段を使ってでもサウナサンに行くのですが、今回は幸いにも何の手段を用いることもなく行くことができました。年明け早々、それもアウフグースがある日に、更に泊まりで、です。前日から蒸男の脳内はお祭り騒ぎ。せっかくなのでプレミアカプセルの暁を予約しました。

 

午後9時のアウフグースに狙いを定め、意気揚々とチェックインしたのは午後7時。試合前のウォームアップで数セットキメるため、余裕をもってのこの時間です。

 

しかしここでアクシデント。サウナ中に極度の空腹に襲われました。胃に血液が集まってしまうので、満腹でのサウナはあまりよくありません。けれども限界でした。「小腹を満たす程度に。」と自分に言い聞かせ食堂のある2階に上がりましたが、ここでまさかのかつ丼追加でオロポをジョッキ!

 

サウナサンのおいしそうなメニュー表を前に気づけば満腹に追い込まれてしまいました。おそるべしサウナサン。おそるべし食堂のおばちゃん。

 

再び浴室に入ったのは午後8時45分。再度身体を熱さに慣らそうとの魂胆だったのですが、それには時間が遅すぎました。まもなくアウフグースの準備のため扉が開け放たれ、身体を慣らすことは叶いませんでした。

 

テレビが消され、窓に帳が降ろされました。今日の熱波師さんはお若い方でした。初々しい口上を前に「おいで、若いの。俺が胸を貸してやろう。」と心の中でつぶやいてしまいました。バトルマンガに出てくる強キャラに見せかけたかませの台詞です。

 

いよいよロウリュが始ました。アロマの種類は覚えていませんが、高校の夏、女子がつけていた制汗剤の香りを思い浮かべた記憶があります。そして淡い青春の思い出が浮かんだのもつかの間、蒸男の背中に強烈な熱が襲い掛かりました。

 

いや、ちょっと熱すぎない?

 

これはもはや暴力の域。女子の制汗剤の香りは、しこたま殴られた部活の思い出にかき消されてしまいます。若い熱波師さんの若さ溢れるロウリュに合わせて、サウナストーンが地獄のような低音を響かせます。

 

タオルが振り回され、蒸気が部屋全体に運ばれます。蒸気は上にたまります。蒸男のこの日最大のミスは、ポジショニングを上から2段目に取ったこと。王者の席たる最上段は遠慮したものの、自分の実力を過信して2段目に座ったことが最大の敗因でした。

 

首の後ろから肩にかけて皮膚がただれるように熱い。たまらずタオルでかばおうとするが、すると口や鼻にダメージが。タオル1枚では若い熱波師の猛攻を防ぎきれません。

 

それでも何とか耐え抜いたのもつかの間、サウナサンのロウリュは立て続けに2度行われます。再びサウナストーンにアロマ水が注がれたと同時に、たまらず蒸男はノックダウン。倒れこむようにサウナ室から飛び出しました。

 

こちらのサ活に書かれている「早々に耐えられず退室される方。」とは、何を隠そう蒸男のことです。

 

 

 

それにしても、とんでもなく熱かった。最上段に座っていた方は本当に人間なのでしょうか?

 

若い熱波師さんにノックアウトされたものの、身体は限界を超えて温まっていたので、水風呂に浸かってデッキチェア(フットレストがとても良い。)でばっちりととのいました。

 

その後2階の休憩室で鬼滅の刃を無限列車編まで読んでその日はフィニッシュ。次は「ふたりソロキャンプ」あたりを読みたいなと思いながら眠りにつきました。

 

プレミアムカプセルはふかふかで大変気持ちようございました。ただ、とてもふかふかなので、硬めのベッドがお好きな方は、通常のカプセルの方がよいかもしれません。あと、これはどこのカプセルホテルでも言えることですが、耳栓はお忘れなきようご注意ください。

 

ちなみに、今回初めてサウナサンの1年会員になりました。こういうとき、しみじみと「大人になったんだなー。」と思います。元を取る気はありませんが、1年会員になったことで、去年よりもサウナサンに訪れるチャンスに恵まれればなーと、今日もお守り代わりに会員権を財布の中に忍ばせております。