各地で熱い戦いが繰り広げられたWBCはアメリカの初優勝で幕を閉じた。
今大会、私が見たのはほんの一部ではあるが、その中で特に印象に残った試合のTOP5を挙げてみる。
【5位】決勝
プエルトリコ 0-8 アメリカ
アメリカが記念すべき初優勝。
開催地での優勝はチームにとってもファンにとっても最高の喜び。
決勝戦なのに空席が目立っていのが気になっていたが、この優勝でファンが増えて次は満員御礼になっていることに期待する。
【4位】1次ラウンドプールA
イスラエル 2-1 韓国
本戦初出場のイスラエルが記念すべき1勝をあげた試合。
この試合では延長戦で1点を勝ち越しての辛勝ではあったが、ここからイスラエル旋風が巻き上がった!
【3位】1次ラウンドプールA
オランダ 6x-5 台湾
ベストメンバーを出せなかった台湾だったが、に取られたら取り返すという攻防で
、ヨーロッパ最強のオランダに立ち向かった。
両チーム2桁安打での攻防はオランダのサヨナラ勝ち。
【2位】2次ラウンドプールE
オランダ 6-8 日本
今大会初のタイブレーク突入。
守備では7回の菊池の神の手が松井を助け、延長11回表に中田のタイムリーで勝ち越し。
4時間46分の大熱戦で全国で高視聴率をたたき出したので説明は不要だろう!
【1位】準決勝
日本 1-2 アメリカ
悔しいけれど、今大会最も気分が高揚したのはこの試合。
アメリカ相手にロースコアで試合は進み,最後の最後まで興奮して応援したものの惜敗。
見応えのある試合だっただけに悔しさも大きい。
だがアメリカ相手にひけをとらない試合を展開できたのも日本の実力。
次回への期待が高まった一戦だった。
正直言うと,強化試合を観ていて、今回の日本代表が決勝ラウンドに(しかも全勝で)行けるとは思っていなかった。
1次ラウンド敗退というのも,頭の中のどこかで考えていた。
ところがWBC本番が始まると侍ジャパンの粘りは予想をはるかに超えて、気がつけば全勝で決勝ラウンドに進出!
たしかに1次2次ラウンドは、日本に圧倒的有利な地元開催ではあったが、未だかつて無かった全勝での決勝進出は見事というしかない。
個人的には今大会は、第1回大会に次いで興奮した大会だった。
第1回は挑戦者的な目線で応援していたところ、まさかの優勝で感動。
第2回は防衛できるかという緊張した見方で応援して連覇。
第3回は…「いやもう余裕っしょ」という感覚が私にもどこかにあった。
そんな気分で見てて準決勝での敗退はショックというより呆然としていた。
その後プレミア12での悔しい逆転劇などをみて、やはり日本は挑戦者だという感じで今回の第4回WBCを見ていた。
前回に続き準決勝で敗れはしたものの、呆然とすることもなく「ここまでようやった!次がんばってくれぃ!」という気持ちがわいてきた。
WBC以外にも国際大会が増えてきたので今後も楽しみである。
…と、それよりもうすぐペナントレース開幕だ!
今年も私は楽天と阪神を中心に楽しんで行くぜ〜^^