初めてネコを飼い始めた方に、
「遊びながらでも洗濯ネットに入るようにしておくと、いざという時にいいですよ」
と話すと、だいたい怪訝そうな表情をされます。
なぜ洗濯ネットかというと、
通院時には圧倒的に楽だし、ネコも人も安全だからです。
ネコを洗濯ネットにだなんて、気の毒な感じがしますね。
でも大丈夫です。見ててくださいね↓
部分的に体を出すこともできます。
(レオ、ありがとう!とてもおりこうでした!)
どうですか?
思ったほどの圧迫感はありませんね。
ネコにとっては、外が見えないことほど不安なことはないんです。
だからネットは視界もひらけていて安心できるので、暴れません。このまま聴診器も当てられますし、注射もできます。
なので僕は単体で使うなら、ネコゲージより洗濯ネットをお勧めしています。
ネコゲージにそのままネコを入れている場合、病院の雰囲気を感じ取って出てこなくなったり、出そうとすると噛みついてしまったりする子も多いのです。ネコも不安だから攻撃してしまうんです。
ときに
十分気をつけていても、ほんの一瞬の隙をついて診察室内で脱走してしまう子がいます
。
こういう時は、もう覚悟をきめます。
診察室内を逃げ回るネコを捕まえるのは、至難の業でして、、、。飼い主さんと僕で汗だくで捕まえます。
ネコも必死なので、表情も鳴き声も本気
です。
「ウギャー!クルナー!ギャオー!!」
僕 「よしよしおいで。(君がなんと言おうと捕まえなきゃならないんだ!許せ)」
「ギャオー!ヤダ!ガリガリッ!ガブッ!」
飼い主さんは「普段はおとなしくていい子なのに」とショック
なご様子。
そして
結果、だいたいこうなります。
こうならないためにも、是非洗濯ネット活用してみて下さい!
ながさか犬猫クリニック→★



