アンバサダーモラムZX 1600 IVCB-4です。
使用頻度高めなコンディションのものを整備しました。
開けてみると汚れがたまっていて、古くなって水飴のようになったグリスが塗りつけられていました。
グリスが古くてネバネバになると、クラッチの戻りが悪くなります。
そのせいでクラッチリターンプレートにバリが出ていました。
バリがまわりの部品を傷めるので、研磨して平らにして戻します。
このプレートは摩耗がひどい場合はアベイル製の強化プレートに交換しますが、
整備してクラッチの動きが良くなればバリは出なくなります。
20年近く経つとメーカーの想定外のダメージが発生するということなのでしょうが、
堅牢なアンバサダーを作っていた頃と比べると少々寂しいですね…。