ここのところ大きいサイズの両軸リールの整備が続いていましたが、


今回はレバードラグリールです。


オシアジガーLD 4000Ⅱ


ハンドルの付け根にはギア比のハイ/ロー切り替えレバーも付いています。





海に落としたことがあるそうなので、腐食しないようにしっかり洗います。


開けてみるとドラグの中が塩でジャリジャリでした。


海用のリールは、スピニングよりも両軸リールの方がボールベアリングが傷んでいることが多いように思います。


スピニングはハンドルとスプールを外すだけでボールベアリングに注油できるので、メンテナンスが楽ですが、


両軸リールは工具でカバーを開けないとメンテナンスができないため、


ついつい疎かになってしまいがちです。


あまり放ったらかしにしてしまうと、ハンドルがドライブシャフトに固着して外せなくなったり、


ネジが緩まなくなって整備そのものができなくなってしまうことがあります。


ご自分でカバーを開けて整備をしない方は、定期的にメンテに出すことをおすすめします。


もう少し早くオーバーホールに出してくれてれば万全の整備ができたのに…ということになってしまいますので。