オシアカルカッタ201です。
大径のハンドルが付いていて、レベルワインダーが金属製です。
カルカッタはクラッチレバーのトラブルが起きやすいリールです。
今回は悪化していませんが、ちょっと重くなってきている状態でのお預かりでした。
クラッチレバーが重くなるのは色んなリールで起きやすい現象ですが、
放ったらかしにして使い続けるのはよくありません。
クラッチレバーの横のプレートが摩耗してガタが出たり、
クラッチの戻りが悪くなって中のクラッチアームの摩耗を引き起こしたりします。
そうなる前にグリスを塗り直しておけば、部品を交換せずに良い状態でまた使えるようになります。
中の仕組みは90年代のカルカッタからあまり変わっておらずシンプルです。
オシアカルカッタにはアンチリバースが追加されています。
錆びやすいドライブシャフトの根元にはボールベアリングが使われていないのも良いですね。