モラムZX1600Cです。
オーバーホールでお預かりすることも激減していますが、出回る数がかなり少なくなってきました。
同じモラムでもSXはよくお預かりしますし、人気も高まっているようです。
ZXはブレーキユニットを固定するベアリングプラグという部品が脆く、メンテナンス時に壊れやすいのが最大の弱点です。
ここが壊れて使用不能になってしまったZXは膨大な数に上ると思われます。
中古でZXを購入する際は、必ずこの部品に損傷がないかを確かめましょう。
幸い今回お預かりしたZXはクラッチレバーが摩耗していただけで、ベアリングプラグも良い状態でした。
モラムは使い方のクセによってはクラッチレバーにガタが出てしまいます。
そうなってしまった場合はレバーとレバーの両脇のプレートを交換する必要があります。
どちらもアベイルからアフターパーツが出ているのはありがたいですね。