以前のジリオンはサイズが大きめでしたが、スティーズのようなコンパクトなリールになりました。


リールが小さくて軽くなってきているのは、ロッドやラインが進歩しているためです。


ロッドは強度を保ちつつ軽くなり、ラインも以前より細くても切れにくくなりました。


タックル全体のバランスをとるために、リールも小型軽量化されてきているわけです。





こちらはベイトフィネスのアルファスAirです。


ベイトフィネス入門機にピッタリですね。


ベイトフィネスはバス釣りや渓流だけでなく、色んな釣りに応用できるのが魅力だと思います。


エサ釣りに使っている方も増えてきているのではないでしょうか。





こちらはジリオンです。


Tウイングのリールの内部はどの機種も大きな違いはありませんが、


スプールサイズが大きくてドラグが強めに設定されています。



リールを選ぶ際のポイントですが、


使いたいルアーの重さ、対象魚のサイズやパワー、狙うレンジの深さや必要な飛距離をイメージすると絞りやすくなります。


リールはドラグのパワー、ギア比、スプールサイズによって分かれています。


大きいルアーで大きい魚を狙いたいなら、太いラインを長く巻けるスプールと、強いドラグが必要になります。


ギア比もノーマルか低めが有利になります。


ドラグのパワーが強いリールはフレームも強化されています。


逆にベイトフィネス機にドラグの強い負荷をかけて、メーカーの想定以上の使い方をするのは良くありません。


フレームが強くないので歪みやすく、歪みが原因でギアを傷めてしまいます。



今回のジリオンとアルファスAirはそれぞれ違った特徴を備えたリールです。


上手に使い分けることで釣果も伸びますし、リールを長く使えるようになります。