2年ちょい乗っている2000年式リトルカブですが、

エンジンのかかりが良くないので、キャブレターをオーバーホールしました。




オーバーホールするにあたって購入したのはこちら。


キースターのキャブレター燃調キット AA01スーパーカブ50用です。


このキットには、


Oリング一式

メインジェット6個

スロージェット3本

ジェットニードル4本

ニードルジェット1本

パイロットスクリュー

エアスクリュー

ドレンスクリュー

フロートバルブ


が揃っています。

ボアアップ後の調整にも使えそうです。







キャブレターの脱着は簡単で、エアクリーナー、インマニ、燃料ホース、スロットルワイヤー、チョークワイヤー、ブローバイ戻しのホースを外します。





燃料ホースを外すのも簡単です。


燃料コックをOFFにしてドレンスクリューを緩めると、ドレンホースからキャブレターの中の燃料が出てきます。


容器に受けて特に異物がなかったので私はタンクに戻しました。


次にホースを刺したまま燃料コックを外せば、タンクの燃料はホースから流れてきません。


コックとフロート室の間に残った燃料が漏れてきますが、大した量ではないです。



キャブレター本体はフロート室を留めているネジ2本を抜くだけです。


洗浄したら燃調キットに入っているパーツを組み込みます。






アイドリングに関係するスロージェットが詰まっていました。


かかりが悪かった原因はこれでした。


パイロットスクリューも傷んでいました。



最初はノーマルから1段階ガスの濃いセッティングで組みましたが、


どうやら濃すぎたみたいでエンジンがかからない。


またバラしてノーマルのセッティングに直したら、すんなりかかりました。



組んだ後キャブレターの外部にあるパイロットスクリューとエアスクリューでアイドリング調整をします。


まだイマイチだったので、またバラしてスロージェットだけの番手を上げてようやくセッティングが完了しました。


翌日のまだ寒い朝…。


うまく調整できているか心配でしたが、チョークを半分引いてキック1発でエンジン始動しました。

やったね。


運転している間の排気音も特に異常なく、気持ちよく走っております。


プラグの焼け具合も問題なし。


ひとまず現状での不具合は全てクリアしたので、安心して乗れるようになりました。