12月にマフラーとエアクリーナーを交換したリトルカブですが、

最近になってエンジンのかかりが悪くなってエンストまでするようになりました。

プラグを点検してみるとけっこう黒く焼けていました。カブりぎみです。

ジェットニードルを調節してガスを薄くしたらだいぶ良くなりましたが、

始動の良さをもう少し良くしたい。

エアスクリューで調整する必要がありそうです。



エアスクリューは頭の形が特殊なイモネジで、専用の工具が必要です。


高いですがD型パイロットスクリュードライバーなるものを購入しました。

こちらです。


安物もありますが、買ってみたらカブのスクリューに合わない、なんてことになったら嫌なので、これにしました。


先端が筒状なため、ネジをちゃんとくわえ込んでいるか目で確認できません。


スクリューがカチッとはまるのを感触で確認して回します。



エアスクリューの調整自体は簡単で、


エアスクリューの右にあるネジを少し締めてアイドリングの回転数を上げておきます。


次にエアスクリューを締めていくと、ガスが薄くなって排気音が弱くなっていきます。


そこから緩めていくと少しずつガスが濃くなります。


濃すぎても排気音が弱くなっていきますので、そうなる手前でスクリューの位置を決めます。


隣のネジを緩めてアイドリングの回転数を戻して調整完了です。





レッグシールドを外すのとプラグの点検、キャブの調整に必要な工具はこれだけです。


カブは整備が楽でいいですね。



翌日朝7時に乗ってみました。気温は1〜2度くらい。


チョークを引いて少しアクセルを回した状態で、何回かキックしたらかかりました。


エンストしないように気をつけながら暖機して発進。


全く問題なく走って安心しました。


もっとしっかり調整するにはスロージェットの交換が必要になってきますが、ひとまずこれで様子を見てみます。