以前アライくんリールを7台お預かりしたお客様から、

次は4台のヘプタをお預かりしました。

4台ともセミダイレクトモデルでした。



4台ともカップをリペイントしてあります。


ヘプタは年に数台お預かりするくらいなので、けっこう珍しいです。


製造から20年経ちましたが、


ルアーショップブルさんがアライくんリールとヘプタの部品在庫をズイールから引き継いでくださったおかげで、

今でも部品交換して修理することができます。


ですが在庫切れした部品もチラホラ出てきていますのでご注意ください。







セミダイレクトは、クラッチを切ればフリースプールになるので、キャストは普通のベイトリールと同じです。


ハンドルとギアが常に連動して回転するのは、ダイレクトリールと同じしくみです。


ドラグを締めると、ハンドルがゆっくり逆回転しながらラインが出ていきます。



私がセミダイレクトを使うときは、ドラグは少ししか締めません。


ドラグがユルユルだと、ハンドルから手を離している間にルアーの重みでラインが出てしまうので、


そうならないように少し締めるだけ。


魚とファイトしている間は、ハンドルから手を離さなければラインは出て行きません。


ランディングするときはハンドルから手を離しますが、スプールを親指で押さえていれば大丈夫です。



セミダイレクトはフルロック状態になるのでアシガマの釣り場などで重宝しますが、


PEラインを巻いてハードに使うとすぐにギアがガタガタになります。


ナイロンラインの使用をおすすめします。