2000年代に入ってからの復刻版です。


若干ハイギア化されているそうです。


アンバサダー2500Cもそうですが、何度も復刻しています。


日本での人気がすごかったんですね。





お客様から事前に頂いたご相談では、ハンドルの軸が空回りして巻き取れないとのことでした。


これはハンドルを外すのも直すのも大変だと心配しましたが、


幸いなことにお客様がスペアのメインギアをお持ちでした。


素晴らしい。


一緒に送っていただいて交換修理となりました。


カーディナル3のギアは非常に手に入りにくいのです。



しかし組んでみたところゴリゴリしました。


ハンドルをゆっくり回すと決まったところでゴリゴリする…ギアの歯が傷んでいます。


歯ブラシにコンパウンドを付けて、傷んでいるところを時間をかけて磨きます。


何回か組み立てとバラシと研磨を繰り返して、なんとかお返しできる状態になりました。



リールはどんなものでも、ギアさえしっかりしていれば直せるものなのです。


特にビンテージリールについては、スペアのギアを持っておくと安心ですね。