それほど頻度は高くありませんが、レバードラグリールのオーバーホールも引き受けております。
こちらはアベットです。
レバードラグは部品数が少なくシンプルな構造ですが、念のため写真を撮りながら分解するようにしています。
この機種はローラークラッチがない代わりにボールベアリング2個でドライブシャフトを支えています。
分解時フリースプール状態の回転がちょっとおかしいと思ったら、部品を組む順番が間違っていました。
正しく組み直して良い仕上がりになりました。
大型魚種用の両軸リールやスピニングリールは、ギアやクラッチ、カムにはたっぷりグリスを塗るのはもちろんですが、
ドラググリスもしっかりつけておきましょう。
ドラグの摩擦熱でスプールが熱くなり、ラインが劣化してしまうことがあるのですが、
グリスには放熱を高める効果があります。
耐熱性の高いウレアグリスが適しています。