最近90年代のアンバサダーをお預かりすることが多くなって、abugarcia.comで部品図を調べることが度々あります。
いろいろ見ているうちに、フットナンバーの読み方がわかったのでご紹介します。
まずこれ。
040107 とあります。
頭の2ケタはこのリールが最初に製造された年プラス10年を表しています。
04は94年のことです。
真ん中はマイナーチェンジの回数です。
01は一度マイナーチェンジがあったことを示しています。
末尾2ケタはこのリールが実際に製造された年です。
07は97年製という意味です。
95年が最初の製造年、96年式のリールであることを示しています。
70年代のフットナンバーとは違う表記なので理解できていませんでしたが、この方式だと頭4ケタで型番管理ができて合理的です。
0500と検索すればこのリールの部品図を見つけ出すことができます。
ちなみに70年代のアンバサダー
791001とあります。
79年10月製造、マイナーチェンジが1回あったことを示しています。
この頃のアンバサダーを調べると、部品図には最初の製造年のフットナンバーが表示されています。
実際のリールとナンバーが合わないので混乱を招きやすいですよね。
その点90年代のフットナンバーは部品図とリールの番号が一致するのでスッキリしています。