こんばんは。

平日は夕飯の支度をしてからPCを開いている流山ルアーズです。



セミダブルグリップのお話しです。

私はこの2年ほどセミダブルグリップを使ってトップウォーターの釣りをしてきました。

みなさんにオススメかというとそうでもないです。

長所と短所がありますので参考になさってください。



セミダブルにしたきっかけはタックルのパワーがありすぎるのと重かったからでした。

両手で扱えば負担が減るだろうという考えです。

使ってみたらとても快適で、キャストだけでなく魚とのファイト中もしっかり持ちこたえることができるのは良いと思いました。

ライギョタックルに近いぐらいパワーのあるタックルでバス釣りをしている方にはダブルグリップは向いていると思います。

パワーのあるタックルは長時間振っていると疲れますので…。

今思うと当時の私のタックルもかなりオーバースペックでした。



セミダブルのいいところはロングキャストがしやすくて、オカッパリでも使いやすいところです。

長時間広い釣り場で釣りするのに向いています。

ボートで立って釣りできる人には最適なのではないでしょうか。

カヤックやフローターだとアクションを加えた時に腕にグリップが当たるので、ルアーの動きが小さくなってしまうのが難点です。

立って釣りできればロッドを縦にさばけるのでこういった問題も起こらないのではと思います。



先日紹介したカーボンロッドに合わせるグリップもセミダブルにしましたが、

軽いタックルにしたのだからセミダブルはもう必要ないだろうと思い、最近短くカットしました。

ですが、手元が30グラム軽くなってバランスが崩れたので、エンドキャップ側にカウンターウエイトを入れています。



今シーズンはシングルグリップにセミダイレクトリールとカルカッタの使い分けで臨みます。

セミダイレクトのアンバサダー1750Aはギア比3:1でドラグがありません。

カルカッタはギア比が高くてドラグも強いです。

どちらも軽いリールです。

両極端なリールだからこそ、乗り物や釣り場の状況で使い分けが活きてくると思います。

シングルに戻して良かったのかどうかはまだわかりませんが、釣り場に通いながら確かめていくことになります。



理想的なタックルを見つけ出すにはかように長い時間と試行錯誤がかかるものです。

みなさんには流行にながされるのではなく、自分に合ったタックルで釣りを楽しんでいただきたいと思う次第です。