第17回 脳卒中後遺症改善回復のツボ
足ツボ健康塾 赤坂欣哉
脳内出血の元医師に改善・回復の兆しが!
2年前に脳内出血で倒れ、左側に障害が残る元内科医の先生(60歳)の足ツボを診ました。
きっかけは、私の足ツボを学んでくれている女性が、元医師の訪問介護をされていて、足のマッサージやツボを押していたら、2回目の介護の翌日に後遺症による左手の痙縮(けいしゅく: 無意識に手を硬く握り続ける)が緩んで「手を広げられた!」と驚いて、女性に「あなたの足ツボの先生に会いたい」と連絡があったそうです。
元医師曰わく、「痙縮の手が開くことなんてあり得ない!、足ツボはそんなことが出来るのか?」と驚いて、それで私が訪問することになりました。
元医師の足ツボを押すと、やはり脳内出血した側の足ツボには激痛がありました。元医師曰わく、「今は車椅子の状態だが、これが杖を持って歩くようになりたい、それには痙縮が治らないと杖が上手く持てない!、よってこの痙縮が治って欲しい」と言うのです。
私は「可能性があると思います。だって彼女が押した足ツボで、一時的であれ、手が開いたんですから、これが自分で毎日ツボ押しを続ければ、改善が見えてくると思いますよ!」と説明して、元医師に自分で足ツボを押せるように説明しました。
元医師もやる気が起こったみたいで、「1日2回やってみるわ!」と。やはり自分で歩くようになりたい、自分のことが自分でできるようになれば、また医師に戻れるかな?、医師に戻りたいんだけどなあ!と、本心がチラリ。
それから2ヶ月後には痙縮が原因の強くグーに握っていた手が開いて、90度に硬く曲がっていた肘が自由に動かせるようになり、部屋の中を車椅子で移動していたのが、杖を持って歩いて移動出来るようになった、と返事を頂きました。
そして3ヶ月後には、マンションか400m離れたコンビニや古本屋に、杖をつきながらも散歩が出来るようになったと報告を頂きました。
元医師は「足ツボはiPS細胞より凄い!」と驚いていましたが、私は「人間の身体の中には常にiPS細胞の変化が起こっています。その変化をサポートしているのが血行であり、血行を良くしているのが足ツボです」と説明したら、納得してくれていました。
ただし、成果には個人差がある事をご理解下さい。3年経過の痙縮の女性は、残念ながら改善回復することは出来ませんでした。
しかし脳卒中で右半身を動かせなかった男性は、入院中のリハビリ中に足ツボをスタートさせて3日後に右手右足が動かせるようになりました。その動画を送ってもらいました。やはり成果を出すには、早ければ早いほど良いみたいです。
押すツボは、足の親指の黒い印の所(脳のツボ、両足)の痛い所を探して下さい。脳のどこで血管が詰まったか、破裂したかによって痛みの場所が異なります。激痛のポイントを探して下さい。そこをツボ押し棒の細い方で強く押して、右に10回、左に10回強く回して下さい。
ただし、成果には個人差があることはご理解ください。
そして、体調の悪い時や妊婦さん、腎臓透析をされている方はツボ押しはしないで下さい。
このツボの正しい押し方は、下記のTikTokを少し長押し、右上赤い「リンクを開く」をタップ。上の段の「脳卒中の後遺症は奇跡が起こせる」の動画に載せてい
TikTokをお持ちでない方は、Facebookでもみれます。「赤坂欣哉」(アカサカキンヤ)を検索してもらえれば、動画が見れます。
