第12回 便秘・下痢改善のツボ 2
足ツボ健康塾 赤坂欣哉
前回の「便秘・下痢改善のツボ 1」では、便秘について投稿させてもらいましたが、今回は下痢について。
ツボを押す時は、どちらの症状であっても、 2ヶ所のツボを1セットとして押して下さい。
私のライブ配信に来てくれた女性(22歳)は酷い下痢状態で、1日5〜6回はトイレに行くと言うので、私は「お姉さん!、過敏性腸症候群なの?」と尋ねると、「そうです」と言うのです。
以前にも過敏性腸症候群の男性が、ライブ配信に来てくれて、その時、初めて悲惨な症状を聞いていたので、すぐにわかりました。
男性の仕事は在宅ワークで、それは家から出て行けないから(高校時代から酷くなり、中退したそうです)。すぐにトイレに駆け込める状態でなければ不安で、外出しても1時間以内にトイレのある所にしか移動出来なかったそうです。いつ便意が襲ってくるか分からず、そしてトイレに入ると1〜2時間こもることもしょっちゅうで、日常生活を送るのが本当に大変な病気なんだ!、と驚きました。
女性も同じような症状で、仕事も在宅ワークで、それに酷い鬱もあり、もう本当に可哀想になりました(鬱には便秘・下痢が関係している場合があり、女性は下痢が改善されたら鬱も改善出来ました。これについては、鬱改善のツボで解説します)。
それで女性に、便秘・下痢改善のツボの位置と押し方をライブ配信で詳しく説明しました。やはり下痢のツボ(小腸)には、激痛が現れました。
それから1週間後に女性がライブ配信に来てくれて、どうだったかを尋ねると、女性は「はい、今まで薬を飲んでも効果が無かったのに、ツボ押しを教えてもらった翌日はトイレに行かず、2日目には軟便ですが、固形の便が出て、それ以降は固形の便が続いています。固形の便がいつ出たのか分からないくらい長い間の下痢でしたから本当に嬉しくて、有り難うございました」、とお礼を言ってくれました。また1ヶ月後には、鬱の症状もマシになったのが判り、無理なく外に出て行けるようになりました、と報告を頂きました。
ただし、成果には個人差があることはご理解ください。
そして、体調の悪い時や妊婦さん、腎臓透析をされている方はツボ押しはしないで下さい。
関係するツボは写真の✖️印(両足)を強く20回全体的に押して下さい。相当に痛いハズです。
このツボの正しい押し方は、下記のTikTokを少し長押し、「リンクを開く」をタップ。「第19回下痢の改善緩和のツボ」の動画に載せています。
