初めてあなたの音を聴いた瞬間を
思い出したくてもできなかったから せめて
あなたの音を忘れないように
何度でも繰り返し聴こう
今でもあなたがいた場所を見に行っては
音沙汰無い事実を受け入れられなくて
私だけじゃない 皆あなたを待っているのに
さよならなんてできない、したくない
でも
させないなんて言えない、きっともうあなたは
春には解ける雪のように いない いない なんで 嗚呼、ああ
初めてあなたの音を聴いた瞬間に
汚い自分が浄化されたようで だから
あなたの音で綺麗になれるから
特別な日のご褒美に聴こう
今でもあなたがいた場所を見に行っては
進展無い現実 受け止められなくて
私だけなのかな こんなにあなたに焦がれてる
さよならなんてできない、したくない
でも
させないなんて言えない、きっともうあなたは
時間がたった虹のように 消えた 消えた なんで どうして
なんで好きだと伝えなかったんだろう
あなたの軌跡ばかり辿っていって
なんで好きだと伝えられなかったんだろう
後悔と思いだけが募っていく
あなたがいなくても時間は相変わらず忙しなく進んでいて
私だけ時が止まったままの心に取り残されてるようだ
さよならなんてできない、したくない
でも
させないなんて言えない、きっともうあなたは
夏の夜の花火のように 消えた 消えた なんで ああ、ああ
どうか また会えるよって
どこかで ただ笑っていて