こんばんわ〜

 

先日、法事のためフェリーに乗って九州へ行ってきました。

新門司港へ着岸したのが朝の7時。

 

この日は移動だけで特に用事はなく、せっかく港町に来たということで

門司港駅を散策することにしました。

レトロな建物が素敵😍構内にスタバやコンビニもありますが色調を合わせてます。

 

ちょっとした階段も画になるのがいいですね。

 

構内からホームをパチリ。

土曜の早朝だったので人がおらず、写真を撮りやすかったです。

 

現代の駅に珍しい、待合室が。

 

中には門司港駅の歴史が見られます。

 

そして、その隣りに小さな展示室があったので除いてみることに。

 

「誇りの鏡」というのがありました。

池田左門司さんから門司港駅へ寄贈されたものです。

 

左門司さんがまだお母様のお腹のなかにいたころのお話。

昭和20年、日本は終戦を迎え門司港駅には多くの引揚者であふれていました。

 

小さなお子さんを連れて歩く一人のお母様。あたりが暗くなってきた頃、陣痛が始まってしまいます。

知り合いもおらず困っていたところ、駅員さんが助けてくださいました。

 

駅員さんはお母様を病院へ連れていきますが、すでに閉まっています。

他の病院を探すこともできず、駅員さんは自宅へお母様を運ぶことに。

近所の女性に助けをお願いして、お母様は赤ちゃんを出産することができました。

 

あとから到着した旦那様は、駅員さんと女性に何度もお礼を言ったそうです。

赤ちゃんを出産してから12日後、4人の家族はふるさとへ帰っていきました。

 

なんとも心温まるエピソードですな。

感謝の気持ちとして贈られたこの鏡は「誇りの鏡」と名付けられ、門司港駅で働く駅員さんに利用されているそうです。

 

明治24年に開業して今年で133年。きっと色んなドラマがあったのでしょうね。

 

ではまたね〜