前の記事の続きです。

 

21年も経って乳がんが再発しました。

当時36歳でしたから、今は57歳です。(来月58歳)

 

先月受けた細胞診の結果を11/17に聞きに行きました。

今日は、その時の気持ちというか、頭に浮かんだことを書こうと思います。

 

10時予約だったので、待ち時間も含めても11時か11時半には終わるなぁと予想をたて、

その後の予定を組んでおりました。

 

何が言いたいかと言いますと、それくらい、「再発」ということは頭になかったわけです。

「隆起してきた部分は悪いものではないけど、筋肉や神経に触っているので切りますか?」

そう言われるのかな。。。ぐらいしか考えていませんでした。

 

なので、本当に、心底、それ以外ないってくらいに 「へっ?」という顔をしていたと思います。

 

まさか。。。とぼんやりしているうちにも先生の説明は続いて

そのまま、針生検と、血液検査6本と尿検査をすることになりました。

(すぐ帰れないのね=こころの声)

 

前回は隆起しているしこりに麻酔をして針を刺して細胞診に出しましたが、

今回は、同じく麻酔をして、前回よりも太い針を刺して組織を前回よりも多めに取りました。

どんな種類の癌なのかを調べるための検査だそうです。

 

ホッチキスのような音がしました。

それも、DIYで使うようなホッチキス、タッカーというんでしたっけ?あんな音です。

でも麻酔をしているのと、先生の腕がいいのとで全く痛くはなかったです。

 

若い女医さんですが、相当なキレ者で腕がいい

それが一目で感じられるような方でした。

その上 美人!

そして優しさもある。

最近の神様は二物も三物も与えるのねと思っているうちに針生検は終わりました。

 

その後、血液検査と尿検査をして、看護師さんと今後のスケジュールを確認してお会計へ

ふぅ~やっぱ私はお金のかかる女だわと、その金額にたいしてはショックも受けずに帰りました。

(がん保険、継続していてよかった)

 

結局、病院を出たのは15時でした。

もう何もする気力もなく、まっすぐ家へ。。。

 

なんか気落ちしている。

全て受容する生き方をしているはずなのに、なぜか気落ちしている。

これは何に気落ちしているのか?

しばらく自分を見つめてみました。

 

まっさきに浮かんだのは、三重県で働いている二女ドレミ(重度知的障がいあり)のこと。

そして、母になんて言おうか

次に、長女と長男にまた心配かけちゃう

あーーーーーーーーーーーーーーー

そこでした。気落ちしている源は。

 

私が三重の娘のところに戻るまでに、全身に転移がないかどうかを調べます。

CTやらPETやらを受けて、針生検の結果、全身の検査の結果が揃ってから

来月、私がまた帰省したときに結果がわかります。

 

それまでは、82歳の母には言わないでおこうと思っています。

ドレミには言わないつもりです。