第5回『Teens Art Festival』終わりました。


出演者は84名の中高校生。(内、2名はインフルエンザにかかってしまって欠席)

劇あり、歌あり、バンドあり、ダンスあり、影絵あり、ロックおはらにロックソーラン、

最後は作詞作曲した歌をみんなで歌ってしめました。


最初、オープニングで全員が出てきたとき、

「あれ?いないんじゃない?」

隣で一緒に見ていた長女と焦りました。

二女は、練習は頑張ってたけど、本番になって観客席を見たとたん、足がすくむんじゃないか、


私と長女は、そんな心配をしてドキドキしていたんです。


でも、ちゃんとステージにいましたよ。


堂々として、にこにこして、あまりの自然さに、私たちは最初それが二女だと気付かなかったんです。

自分の出番のダンスのときは、さすがに緊張していましたが、二女なりにちゃんとリズムに乗って踊っていました。

恥ずかしくても頑張ってた!!


それ以外の、ロックソーランや、全体合唱、舞台の袖でリズムに乗って踊るときなど、まさに、楽しくって仕方ないという感じでした。


それは、二女だけでなく、舞台の上の82名全員がそうでした。

今、この仲間と一緒にここにいることが嬉しくてたまらない。楽しくてたまらない。


それが見ている側に伝わってきました。


それはもう、見ている大人が羨ましくなるくらいなんです。

いいな~。
自分もあの子たちの年の頃に戻って、あの中にいたい

そんな風に思わせちゃうほど。



そんな中に二女が居るということ、幸せだな~って思いました。


嬉しいことはまだあって…

会場に、二女の小学校のときの担任の先生も、中学校のときの担任の先生も来てくださっていました。

なぜかって…


二女を見守ってくれている子ども劇場の大人が、二女が小学校や中学校の頃の担任だった先生方に声をかけてくれたんです。

すごく頑張っているから、お姉さんになった姿を見にきてください と。


親ではなく、その子を見守っている大人が、その子の頑張りを認めて、その成長ぶりをたくさんの人に見てもらいたいと考える。


そこが子ども劇場の大人のすごいところだと思います。


幕が下りてロビーに出たとき、何人ものお母さんが、「よかったね」と涙目で声をかけてくれました。

二女の成長を自分の子のことのように喜んでくれる。

有り難いな~


「有り難い」

最近、二女がよく口にします。

「お母さん、今日は○○さんから差し入れもらったよ。ありがたいね。」

「今日は、○○と○○が来てくれてたね。ありがたいね」


『Teens Art Festival』に参加することで、

仲間と一緒に頑張ること、感謝する気持ち、感動を共有する体験を得ました。

そして、「自信」 と。