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村上 春樹 著


珍しく、村上春樹を読みました。

私にとっては超珍しいことです。

私は、難しいことを簡単に表現することが好きな方ですが、

彼(村上氏)は、簡単なことを難しく表現するタイプだと勝手な先入観が私の中にあったので、敬遠してました。


でも、ご縁があって、この本を貸してもらえて…
しかも、読んだ直後の方が「先が気になって、ついつい読んじゃった」と言ってたので飛びつきました。


何かに没頭して、今、自分の抱えてるものを忘れたかった。
それが動機です(-.-;)


で、その期待通り、ぐんぐん読めました。

SFチックだなと思うところもあったり、

この言い回しが、私の頭の受け付けてくれないところなのよー と思うところあったりしましたが、

青豆さんと天吾くんの行く末が気になって読み進めました。


最後は…あれ?でしたけど…。

続きはないの?
なんだかすっきりしないまま終わっちゃいました。

今は『1Q84をどう読む』みたいな本も出ているくらい、この本は話題になっているようです。

どこが話題になってるんでしょう?

リトルピープル?
ある、宗教集団のこと?
シンフォニエッタ?


よくわからないけど、村上春樹氏がこの本の中で訴えたかったのは

何から何までが作り物で、本物の自分って?


ってことなんでしょう。

(拙く軽いコメントで申し訳ないですが…)


私思うに、自分を本物と思えるかどうかは、他者との関わりなくしては有り得ない と。

他者との関わりの中で、自分の存在意義を感じるわけで…一人ぼっちじゃ存在意義なんて感じられるわけがないし…。


この作品を通して私が感じたものは「孤独」でした。






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ずっとサボってたので、そろそろ、長女の続きを書いていかなければ…