さて、長女の幼児時代…

幼稚園は2年保育でした。入園したのは4才のとき。

それまでは、弟以外の遊び相手はいませんでした。

弟は、ものごころついた頃からお姉ちゃん思いの子で

けんかすることもなく、おもちゃやおやつを取り合いになっても、お姉ちゃんが泣けば

「おねえちゃん、はい。」って譲る子でした。

そんなわけで、入園まで けんか というものをしたことがなかった長女。

そして、そんな優しい弟以外の遊び相手を知らなかった長女。

幼稚園は、また夫の転勤があったので、全く新しい環境の中、全く知らない人たちの中に入っていかなければなりませんでした。

毎朝、2才の息子と一緒に幼稚園まで送って行っていました。

しかし…予想通り、私と別れるとき、毎日、くつ箱のところで大泣きしました。

あまりに泣くので、息子に「ママ?どうしておねえちゃん泣いてるのに置いていくの?連れて帰ろう」
と、真剣に訴えられていました(^-^;


今思うと、息子の言うとおりだったな~。

当時の私は、幼稚園は行かなきゃいけないところ という意識が強かったんだと思います。
あんなに嫌がっていたのに無理やり置いてくることもなかったかな。

当時の私は、”こうあるべき”と、実に融通の利かない母親でした(^-^;

今なら、一年ぐらい新しい環境に慣れてから入園して、一年保育ののち小学校へ っていう考えも持てるでしょうけど。

登園してくつ箱のところで泣く…という毎日が5月まで続きました。

でも、幼稚園に行きたがらない様子はなかったんです。

単に、私と離れたくなかっただけ。


当時、よく読んでいた育児書には、

”登園時にお母さんと別れたくなくて泣くのは、母親の愛情が足りてないからだ”

という意味合いのことが書いてあって落ち込んだものです(-"-;)


そして、やっと登園時に泣かなくなって、幼稚園にも慣れてきた頃…

私が第3子出産のため里帰り。

長女はみんなより早く夏休みをもらいました。




第3子は7月22日生まれの女の子。

長女は、5つ下の妹をとてもかわいがるお姉ちゃんになりました。