先日、二女の遠足の前の日のでき事です。


二女は県外の大学に行っているお兄ちゃんに電話をしないといけない用事が二つありました。

一つは、次の日の遠足にお兄ちゃんのリュックを貸して ということ。


もう一つは…

お兄ちゃんが小学校の時に集めていて、綺麗にファイルにコレクションしてあった遊戯王カードを、勝手に持ち出して近所の男の子たちにあげてしまったことを謝る ということ。


一つは簡単なんですが、もう一つが難しい。

息子に事前にそのことを話すと、息子から電話を妹にかけたみたい。

しかし、二女は電話に出ず、拒否。

怒られると思ったんでしょうね。

私が、「お兄ちゃんの物を勝手に持ち出したんだから、ちゃんと謝りなさい」と言っても

「いやだ」と逃げていた。

「じゃあ、リュックも借りれないね」と言うと

「いやだ~」と泣きだした。

しまいには、自分がした悪いことは棚に上げて逆切れ状態。


再び私から息子に事情を話すと息子が

「自分でちゃんと電話できたらリュック貸してあげるからと、自分で俺に電話かけるようにアイツに言って。」と。


まるで父親のような言葉。

私がそのことを二女に伝えると…
しばらく経ってからお兄ちゃんに電話をかけていました。

最初から泣きながら…

「おにいちゃん、っく…ごめんなさ…っい…。あたし、…カード…ごめ…っんなさい。おにい…ちゃん、あした、っ…リュック…かして…うん…はい…もうしません…はい…。」


きっと息子は二度としないよう、優しく叱ってくれたことでしょう。


電話を切ってから二女が

「おかあさん、おにいちゃんが、あした、リュック使っていいって。おかあさん…ごめんなさい。」と。


こういう時、私はこの子らの母親で幸せだな~って思います。