矢口 敦子 著
久しぶりにミステリー物を読んだ。
某 珈琲豆屋さんが貸してくれたから。
ミステリーは先が気になって引き込まれますね。
二女の送り迎えのバス停でちょっと時間があるときに読んだり
通勤途中の渋滞の信号待ちで読んだり
『家族の行方』は、複雑な家庭の中での、息子と母親の間にある壁、距離感みたいなものに興味をそそられました。
一気に読んで、最後のまとめ方に若干無理があったかなーと私が思っていたところに会った本の持ち主(某 珈琲豆屋の女主人)が
ちょっと東野圭吾のに似てるよね。
でも伏線が荒いかな…
って。
一気に、次の『証し』を読む気が失せました。
しかも、『証し』は、卵子売買がことの発端という、最初から無理な設定で…
主人公 木綿子のキャラがどうしてもついていけなくて
でも最後まで読みましたよ。
殺人現場に残されていた「VS」の意味が気になってしょうがなかったので。
なんだかんだ言っても、作者の手法にまんまとハマッテいる私です。
根が素直なので。
そして昨日、閉店後の珈琲豆屋さんに同じ作者の本『そこにいる人』を慌てて借りに行った私。
豆も買わずに…なんて奴なんでしょう。
奴 呼ばわりされても仕方ありません。